2018.01.24 カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はアパートの玄関開錠に出動してまいりました。

現場は家からもそう遠くはない、大宮七条の近くです。

この辺りはここ数年で、大きく様変わりしましたね~。

京都水族館が出来、鉄道博物館が出来、更にはJRの新駅が建設される予定も有り。

京都駅からも歩いて来れるくらいの距離、何かと利便性も良いので、今後は人気が出てくる地域かもしれません。

とはいえ、少々難も有ることはありまして。この地域、場所によってはめちゃくちゃ道が狭い。車のすれ違いが出来ない位の幅しかない狭い道なのに、一方通行ではなかったりしてしまう道が多数。しかも、それを取り囲む大通りは京都駅という大きなターミナル駅を取り囲む道路でもあるだけに、とにかく交通量が多い。多すぎる。なので、車での移動にはあまり適さないエリアでもあります。

今回のアパートも、そんな双方向に通行可能な激狭道路の奥に面していました。

幸いにして、大きなアミューズメント施設ができたお陰で急造のコインパーキングが乱立しております。なので、駐車に関してはある程度助かる気がするのは救い。今回のアパートのすぐ近くにも、大きめのコインパーキングが有ったのでまずは一安心。

このシリンダーはピンシリンダーと呼ばれる種類の鍵穴です。かなり古いのは見た目でわかるので、ピッキングで開くタイプでしょう!と思いつつ作業にかかります。

ピンシリンダータイプでも、最近出荷されている個体は、ピッキングでも相当開きづらいので注意が必要です。普通に見えても、失くして開錠を依頼した場合、高い料金を支払うことにもなりかねませんので。

3分くらいで回せました。

無事に開錠です。飲み帰りで朝に家の前で1時間ほどお待ちになったお客様は、グッタリしてはりました。

カードでお支払を頂き、終了です。

今回のアパートのように、まだ開けられる鍵穴が付いているケースは良いですが、最近の集合住宅も一戸建ても、基本的にはピッキングなぞ出来やしません。というより、技術的には作業は成立するのですが、途方もない開きづらさに作業をするだけ無駄なのです。

結果、特殊な方法で開錠を余儀なくされ、開錠費用も高額となります。破壊して開錠し、鍵穴の交換というケースも頻発します。

合鍵の持ち出しは2本。これからのハイセキュリティ住宅時代にはスタンダードな考え方となります。

 

ページトップへ