毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は京都市左京区のとある私鉄の駅に隣接するかのように建つマンションにて、鍵を失くしたことによる開錠作業を行って来ました。
最近では開きにくい錠前が付いていることも多く、行くまでは複雑な気持ちで向かっているのはいつものことです
とりあえず、鍵穴は一箇所とのことなので、何とかなるでしょう!
そうこうしてる間に現場のマンションに到着。
京都市内を走る私鉄の中でも、かなりローカルな場所を走っているこの路線。
しかし、こちら左京区の北のほうというのは、この路線が走っているというだけでも、他の京都市北寄りの地域より利便性の高さという点では優れているといえます。
大阪や東京と違い、京都には市内を走る鉄道が少ないです。
その要因として考えられるのは、まずそもそも京都市が狭い。
あとは、地下鉄を通そうとすると、ほぼ間違いなく遺跡が出て来てしまうために工事が非常に難航しやすいということ。
なので、この左京区のしかも地上を走っている鉄道は、なかなかに貴重な存在なのです。
と、そんなことをあれこれ頭で考えなからお客さんと合流して、部屋の前まで向かいます。
ハイ現状こんな扉。普通に開くヤツやん!
早速開錠作業でガサゴソ。
ドアスコープも普通に外れるヤツやん!
無事終了~
今回は難なく一発開錠でした。良かった良かった^^
皆様、最近の鍵は本当に開きにくいものばかりになってきていますので、外出時の家の鍵管理には充分に注意を払ってください。
でないと、悔やむに充分な開錠料金を払ってしまうことになりますので(T_T)
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
随分久しぶりの投稿となります。はい。どっこい生きておりましたよワタクシ。
今回はある官公庁の事務所内における鍵増設の依頼です。
現在そのドアは、施錠する必要のない部屋だったところに付けられているために
施錠機能のないレバーハンドルだけの錠前、いわゆる『空錠』というものが
設置されております。
しかし、事務所内の部屋の用途変更により、そのドアを施錠する必要が出てきたという
ことで、機能変更の追加工事となります。
現在付いているのはMIWAのLA-0というタイプのレバーハンドルケースロック。
このMIWA LAシリーズには元々いくつかの機能型番が有りまして、この0番というのが
施錠機能なしの空錠を表します。
そして部屋の内外どちらからでも施解錠できるタイプは1番、つまりLA-1という型番に
なります。
ですので、ドアの中に収まっている錠前本体やレバーハンドルの取り付け位置や切り欠き
穴のサイズなどは全く同じで施錠機能を持ったものを取り寄せて、入れ替えてやればOK
な訳です。
ただし、元々このドアには施錠機能に必要な一般的にはいわゆる鍵穴と呼ばれるシリンダー
と、室内側から施解錠するためのツマミ、サムターンを取り付ける穴がドアに開いていません。
その穴を追加加工で開けてやれば良いという訳です。
では、写真と共に施工の様子を追っていきましょう。
これが施工前の状態。シリンダーもサムターンも無く、施錠するために最も必要な
デッドボルト、一般的にはカンヌキとか呼ばれたりする部分も付いていません。
テープで養生した真ん中に新しく穴を開けていきます。
きれいに開きました。こういうスタンダードなドアって、加工がしやすくて好きだなぁ。
これが入れ替えて付ける事になる、施錠機能つきのレバーハンドルセット。
こうなって~
ハイ!完了!いや~、便利
ということで、無事に施錠機能型番のU9ーLAー1になりましたね。
まあMIWAさんは日本の錠前メーカーとしてはキングですから、流石に作りも頑丈かつ精巧。
機能も充実ですし安心感は素晴らしいものがあります。
今回は加工自体がそんなに難しいものでは有りませんでした。DIYがお好きでしかも、ちょくちょく工具を使っての加工に慣れておられる方ならできてしまうくらいのレベルです。
しかしポイントとして難しいのは、最初に付いていた施錠機能のない空錠設置のドアに、いかにして鍵を掛ける能力をもたせるかの選択肢を的確に選ぶところに在ります。
むやみに新しく別個に補助錠を付ければいいなじゃない?とかやってしまうと、こういう煙返しのついた親子扉は割と下手を打ってしまうことにもなりやすいです。
最適かつ安全で、しかも適正な価格の鍵施工。これを見つけ出す手間暇を買って頂くのが
我々プロの鍵屋さんという位置づけでやらせてもらっています。
鍵のお困りごとやご相談などは、お気軽に地元密着の鍵屋さんにお任せくださりませ
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はとあるマンションの非常階段のノブ交換に行ってまいりました。
1階ではなく最上階とそのすぐ下の階。
このマンションの非常階段ドアのノブ、1階以外は施錠機能を持たない空錠です。
数ある錠前の種類の中でも、一般の方がチャレンジして最も簡単かつ失敗しにくいタイプのものです。
という前フリのとおり、イージーにさらっと行ってみましょう!
現場のドア前です。北向きなので、少々薄暗いです。
今回は2箇所の交換です。早速外していきます。
新品の箱を開けつつ~
ネジを締めて=~。っと、このノブを引きつけているビスですが、よく見るとネジ山を切っているところの色が変な色しているのがお分かりになりますかね?
これ、デフォルトでネジ緩み止め剤が塗布されています。
ネジを取り付けて締め込むと、固くなってネジが勝手に振動とかで緩まないようにする接着剤みたいなものです。なので、古いノブを外す時などは気をつけて下さい。
不用意にフフ~ン♫グリッって気軽にドライバーで回そうとすると、一発でネジ穴を潰して外せなくなります
ハイ、一個目終了~。
軽~く次行ってみよぅ~!
順番が前後しちゃったけど、2個めノブを外しているところと、つけ終わったの図。
ちなみにこれはドア前の踊り場で、何故かけっこう深めの水溜りができていて、しかも北側だから中々に乾かないところに、気づかずにうっかり踏み込んでしまったの図
さて、今回は錠前の交換そのものに特別山場などもなく、至って普通~の交換となりました。
強いて言うなら、ノブの交換で気をつけるべきポイントとして共通の事が1つ。
ノブは円回転の動作をしますので、内外のノブの中心軸がきちんと合っている必要があります。
でないと、回転に捻れが生じて、回転させたノブが根本の金具とこすれて引っかかって戻らないという不具合を起こします。
トライされる折には、是非ご留意を~(・∀・)
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
前回投稿の記事から、更新にかなり間が空いてしましました。
春先は確定申告などアレヤコレヤとやっている内に、気がつけばもう5月とは!
あ~、今年も何をやっていたのか分からん内に半分終わってしまいそうな勢い・・・
とまれ、気を取り直して軌道修正の記事投稿と行きましょう!
今回はオートヒンジの交換をしてきました。
オートヒンジというと、一般の方にはあまり聞き慣れない代物ではないでしょうか。
これは、ドアを開けたときに自動で閉まるようにしてくれる機械のことです。
ドアを自動で閉めてくれるものとしてまず思いつくのが、ドアの上の方にくっついている横長の箱状の物体。ドアクローザーとかドアチェックと呼ばれる物かと思います。
対してこのオートヒンジというものは、ドアとドア枠を繋ぐ丁番が、そのままドアクローザーとしての機能を備えたものとなります。
どんな所に使用されるかというと、マンションの駐輪場に出る間仕切りのアルミドアとかで上枠の無いもの。廊下の塀の切れ目にそのままドアだけ取り付けたような所には通常の上に付けるドアクローザーは設置できませんので、オートヒンジを使ったりします。
わかりにくいので、画像と併せて作業にいこうぞ!
こんなやつ。上と下で、油圧ダンパーとドアを締めるための引っ張るスプリングとそれぞれ機能を分担して受け持って動きます。つまり、2個セットで交換しないとダメです。
さて、雨が降らない内にサッサと交換しちゃいましょう。
まず、ドアを外していきます。
この部品、枠からドアを外すにも決まった手順があります。それを守らずにホイホイとやってしまうと、バネは吹っ飛ぶわ部品は壊れるわでヒドイ目に遭います(´;ω;`)気をつけましょう。
はい、無事にドアを外せました。この程度の背が低いアルミドアですと、非力な私でも一人で外せます(でもやっぱり結構重いから要注意)
続いて古いヒンジを外していきます。
この古い部品を外していくときに、最大の難関があります。それはビスの錆と固着。
このような屋外使用のドアともなれば、ビスがガッチリ固着してびくともしません。
不用意にクリっと回そうものなら、その瞬間にネジ穴が潰れ、その先の地獄が待っています
こちらは新品のセット。上手く付くかな~。
上下の位置を間違えないように取り付けていきます。順調順調!
ホイ!!無事にドアの吊り込みも完了です
吊り込む時にも、差し込む位置とか色々と指定が有るのでそれを守らず適当に挿れると壊れてしまいます。仕事は詰めが大切ですな。
プラスチックのキャップも復活して、綺麗に付きましたね~(*´∀`*)
オートヒンジの寿命もかなり長く、完全に壊れてくるまで交換に至らないことが多いです。
ドアクローザーの故障時と同じで、オートヒンジも壊れると、ドアを猛スピードで閉じてくれます
子供さんの指とか挟まったら、もげちゃうの間違い無しのスピードですよ。
共用部の建具の不具合は住人さんが自分で直すことは出来ません。
住人さんに出来るのは不具合を見つけたら、管理会社さんかオーナーさんに教えてあげることです。
共用部絡みの不調を直すのにお困りの管理会社さん、オーナーさんはお気軽にご相談くださいませ~
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はまたしても、車のインロック開錠作業の投稿です。
車の仕事以外はいっとらんのかーい!となりそうですが、そういう訳ではありません
住宅系の仕事の場合、作業の合間に写真を撮るという行為を忘れてしまうのです。
作業に集中するあまり、ぜ~んぶ終わって「はぁ~!!無事にいった!きれいに付いたわ~」となった瞬間に、完全に終わってしまっていてもうどうしようもない(笑)
ですので今回もインロック開錠のお話です。
此度のお車は、スバルのステラ。
京都市は右京区の中心地にある総合施設の地下駐輪場です。
当方の車も停められて且つ、雨風も心配ない地下駐輪場って、な~んて素敵なんだ!
と、ルンルンで作業にかかります。
おっと忘れていた。車名の由来を。
STELLA・・・イタリア語で「星」を表す言葉。乗るすべての人達にとって、光り輝く存在になるようにとの思いが込めている。
星なんですね~。ステラ。いいですね!なんか単純にそう感じてしまった。
こちらは初代ステラのカスタムですね。
スバルの自社生産だったのは初代まで。二代目以降のステラの正体は、ダイハツのムーヴなのでした~。
鍵穴は至ってシンプル。
なのでさっくりと終了~。
たまにはバックショットも。かなり綺麗に乗ってはりますね~^^
ステラが星と聞いて、すぐに思い浮かべたのは「星に願~いを~♫」みたいなフレーズ。
流れ星を見つけると慌てて願い事する文化って、まだ残ってくれてるんですかね?
日常生活において、願い事をする機会ってそんなに無いなぁって私は思っています。
よく分かっていなかった昔は、神社とかお寺とかに行くたびに、お参りしながら願い事ばっかり唱えてました。
色々と学ぶうちに、神社仏閣で神仏に対し奉り、お願い事しながらお参りするのは正しくないと知って改めました。
でも人間ですから人情はまだ残っておりまして、時に自分の努力する心以外にお願い事でもして頼りたくなる時もあります
でも神仏はだめ、他人さんも増してダメ、やっぱり人の力を頼ろうってな魂胆が甘ったれていてアカンのかなぁ・・・と思ってました。
しかし!このステラのお蔭で閃いた
星が残っていた。よし、これからはお星様に無垢な心で邪なお願い事をたっぷりしていこう
というのは冗談で、世の安全と世界平和をお願いしながら暮らしていきますよ
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はバンというかワゴンというか、大きい箱みたいな形の車のインロック開錠です。
場所は丹波亀岡の方。9号線よりやや南西方向にそれた幹線道路沿いにある、ちょっと広めの平地な地域。
早速、車名の由来いってみよう。
三菱 DELICA
「デリカ」は荷物を運ぶ車(デリバリ・カー)から生まれた名前。
弊社ミニバンシリーズの総称。
5代目デリカという意味から、デリカD:5と命名。
また、「5」はミニバンシリーズのラージサイズカテゴリーも示す。(三菱のHPより)
同じようなデカめのバンタイプでも、他のメーカーのものよりも車高が高いイメージを持っていた筆者。
なんか、街乗りじゃなくて、バンなのにオフロードもいけるワイルドだぜぇ!( ̄ー ̄)的な押しがあった。
ちょっと前に使われていたデリカのCMも、何台も連なったデリカが起伏に富んだ林道や山道を爆走していくというやつ。
酷道アタックに憧れる筆者としては、ジムニーでは叶えられない室内空間の広さがありながらオフロードも行けるなんて!と、少し心が揺らいでしまう
とまれ、作業にかかります。
のどかな山間の平地、中でも一番山に近づく谷の奥にある家の前でした。
マツダさんの鍵穴は、非常にイージューで本当に助かります。
終わっちゃいました。なんかいつも思うんですけど、家と同様に車のドアにも付けられる補助錠とか発売されないですかね。
と自分で書いてはみたものの、そもそも車の中に盗られて困るようなものは置かないというのが常識ですよね。
おそらく自動車メーカーの方でも、そのように考えているでしょう。
ガラスで覆われていますから、割ろうと思えばいくらでも可能。
たとえトランクやらに大切なものを入れたとしても、バールやらで強引にこじれば、開かないという保証はないですし。
とはいえ、昨今の災害多発列島な日本では、車中泊なども昔より一般的に認知されて行われています。
Youtubeなどでも、趣味としての車中泊の動画が多数アップされ、人気のジャンルにさえなっている現状。もちろん、筆者もゆくゆくは車中泊をしまくりたいと思っているのですが・・・
それらを踏まえて考えると、車の中にある私物や貴重品をいちいち身につけて外にでるのも億劫なのは確か。
しかしガラスなしの車にはできない(潜水艦かよ)。
となれば考え方はあと一つ。
小さくとも良いので、車内に貴重品ボックスの様な部分を、ガッチリと固定して目立たずに据え付けるしかないか。
ん?そしたら今度は、車ごと持っていけばイイ!ってなるか
ん~、根本的にな解決には、今ひとつ別角度の考え方が必要なようだ。
なにかイイアイデア、ありませんか?
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はアルファロメオのミトでインロック発生により、出動してまいりました。
場所は京都の繁華街、某○丸百貨店の駐車場です。
では早速、車名の由来調べを。
MiTo ・・・ 車名の由来は、ミラノ (Milano) でデザインされ、トリノ (Torino) で生産されることから、それぞれの頭文字をとって「Mi.To」と名付けられた。ちなみにイタリアでは「.(ドット)」が入っているが、日本仕様には入っていない。(ウィキペディア)
ちなみにMitoというのは神様という意味をもっているそうですが、この場合はMiとToの間にドットがあることによって違う意味での名前と強調したかったようです。
栄枯盛衰。伝統だけではやっていけない部分を、変幻自在に生き延びるのは素晴らしいことだと思います。
こちらがそのミトさん。
イッタ~リア!!の香りが漂うアルファロメオは、やっぱすシャレオツですな~
鍵穴はモチのロンでウェーブキーです。
伝統の中にも、技術は進取と。
無事にサックリ開いてくれました。
2年ほど前に旅立ってしまった、私の人生史上もっとも憧れた人が若かりし頃に乗っていたというアルファロメオ。
神にあらざる人間を、神のように感じるようになるのは何も、昔の迷信深い時代の人々だけじゃないのだなぁと思う今日このごろです。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
ツーリング、懐かしいなぁ・・・
大学時代には250ccのバイクに乗って、ツーリングのマネごとをしていたのを思い出すなぁ。
ということで、今回はお若いツーリング族の男子二人が待つ、大津市の某巨大神社の境内に行ってまりました。
楽しい旅の途中で、大事なバイクの鍵を紛失してしまったのです。
件のバイクはYAMAHAの YZF-R25。
レーシングスタイルのカッチョエエやつです。
旅の行程をこれ以上遅れさせては気の毒なので、早速作業にかかります。
年式も新しく、鍵穴はYAMAHAの中でもかなり新型のタイプ。
なかなか難しそうですね~。
データも無いので、自力作成してくしかありません。
行き交う参拝客ののんびりした空気を借りて心を鎮めつつ削り~
はい完了!シートとれました。
これでガソリンも入れられますね~。命の水。というか油。
カチャ。ピポ!エンジン、点火ァアッ!!
ふぅ・・・久しぶりにインプレッションとかやって、神経使ったなぁ。
待ちかねたように、小気味よいエンジン音を響かせて、二人は行ってしまいました。
楽しい旅路を~。んー、たまには自分も旅に出たいなぁ。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は2013年に日本での生産を終了した高級ミニバンのインロック開錠に出動してきました。
その高級ミニバンとは、HONDAのエリシオン。
早速恒例、車名の由来調べの結果をいきましょう!
Elysion ・・・
[ELYSION(エリシオン)]=ホメロスのギリシャ神話叙事詩『オデッセイア』
に登場する楽園の名前。
乗る人すべてが上質な時間を楽しむことができるクルマ、という思いを込めて。
だそうです。
昔むか~し中学生の頃、ギリシャ神話も世界に通ずる重要な教養の一つなのだから、少しは知識として持っておかねば!と思い立って、田舎の本屋に買いに走ったなぁ。
結果として、あまりにまとまりがなくて登場人物(この場合、登場神か?)が多くて、さっぱりチンプンカンプンで、序盤でアッサリと撃退されたですが(笑)
数十年の時を経て、今改めてギリシャ神話が目の前に出てきたのでちと調べてみました。
上の由来でHONDA様は、オデッセイアに登場する楽園、とシンプルに紹介してはります。
が、もう少し読み進めてみると他の表現も有りますようで。
エリシオンは楽園ではありますがそれは、死んだ英雄が神々に愛されて魂となって住まう死後の楽園とのこと。つまり、あの世ですなヾ(@°▽°@)ノ
ギリシャ神話的には、冥府というそうです。冥府魔道(つд⊂)ヒエー
エーリュシオン、またはエリュシオンとも発音するこの死後の楽園は気候温暖で芳香に満ち
白いポプラの木が生い茂っているという。
肉体を脱ぎ捨てた後にこんな気持ちよさそうな場所に行けるというなら、人間として生きてきた世界を離れる瞬間である死というものへの、根源的な不安や怖れは多少和らげられそう( ´,_ゝ`)
さあ、エーリュシオンの扉を開ける練習に、現世のエリシオンのドアを開けようかな。
闇夜の駐車場に、二つ眼を光らせた冥府の扉が待っている。
しかしこの鍵穴、どこよりも簡単に開くのよね(;´Д`)ノ
そんなに簡単に開かないで(´ε`;)冥府ちゃん・・・
嗚呼・・・やっぱりあっさり開いちゃった。
確かにエリシオン、車内は心地よさそうよね。
冥府の楽園も、行ったらもう戻れない心地よさがあるのか。
なんで多くの人は、今の居場所ではなくどこか別の場所にあるかもしれない楽園を求めてしまうのだろうなぁ。そこに浪漫ってヤツを感じてしまうのは、私も一緒だなぁ(´ε`●)
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はバイクの鍵を紛失してしまったということで、鍵作成のご依頼により出動してきました。
場所は滋賀県の湖南市。なだらかなアンジュレーションに富んだ道を心地よく飛ばして行くと、現場の会社が見えてきました。
湖南市の工業地帯にある、大きな部品工場の中に駐車されていたのが今回の鍵なしバイク。
ホンダのビッグスクーター 「フォルツァ」 です。
早速恒例の車名由来を。
FORZA ・・・ 車名はイタリア語で「力強さ」「元気」などを意味する。
ほほー。なるほど。フォルツァってそういう意味だったのですね( °д°)
さて、そんなこんなで現場に着き、お客さんに電話してバイクのところに戻ってもらいます。
広すぎる敷地なので、電話してから5分くらいかかって来られました。
ご依頼のお名前から女性のお客さんというのは分かっていましたが、正直ありがちな先入観的イメージを持って待ち構えてしまっていましたワタクシ。
フォルツァみたいなイカツいビクスクに乗っている女性なので、かなりパンチの効いたオネェちゃんが現れるのかと思っていると・・・
そこに現れたのは、柔らかい笑顔の小柄な可愛らしいおっとりした若い女子の方が、「ども~(●´ω`●)ゞ」とこれまたソフトな声で挨拶をされながらご登場。
お~!この小柄な体格で、この大きいバイクを操作するのか~!(゚Ω゚;)と内心では驚きつつも、早速作業の説明に入ります。
このホンダのフォルツァ。鍵を作成するために覗く鍵穴が、ハンドル下のグローブボックスの中の横っ面にひっそりと設置されている始末。
なので作業のために頭を狭いスペースの中へなんとか突っ込んでネジ込んで、どうにか段差を読めたという。
しかもこの現場に来る直前に、草津の食堂とら吉でビッグなボリウムのチキンカツ定食をかっ込んで、大急ぎで移動してきたのです。しかもこの日はかなり暑かった。
変な体勢でモゾモゾやってたら、汗だくになってしまいました(υ´Д`)アツー
あーだこーだとお話しながら作業をしていると、どこからともなく現れたおっちゃん達がキュートなギャルのお客さんに次々と話しかけてきます。
同じ会社でもこれだけ巨大な工場になると、別部署にいる者同士では話すどころかその存在さえも知ることなく過ごしているのでしょうね。
鉄と油と男の脂のかほりで彩られた工場にあって、柔らかめの笑顔が可愛くて愛想もよくて、汚れの少ない作業着の上着の前を開けた下にはタンクトップという健康美に溢れた若いギャルの放つ光は、金属加工で飛び散る火花よりもオッチャンたちの心を捉えて離さないのでしょうか(つД`)ノ
オッチャンたちが若い女子とのつかの間の交流で若かりし頃の何かを取り戻そうと試みている横で、私はひたすら素早く作業を終えるべく試みていました。
そんな不思議な盛り上がりを見せる中、無事に開錠にいたりました。
出来た鍵を挿してエンジンがかかった瞬間のオッチャンたちの「おお~!やったぁ!いいねぇニイチャン!」という歓声が微妙に嬉しかったりするのを、正直にいっちゃいます(*´ω`*)
「ありがとうございましたぁ~(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆ホントに助かるぅ~。じゃあこれで~!」
上着の裾をはためかせながら、小柄な体で颯爽とビクスクにまたがりバビュン!と行ってしまった後ろ姿は、若いフォルツァのオーラで漲る爽やかな美に包まれていました。
活き活きって、いいなぁー(´∀`)
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