毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はスズキのワゴンRでインロック発生により出動してまいりました。
場所は京都府の園部町の山奥。切り拓かれた山腹の傾斜地にある分譲住宅街です。
かつては丹波の国として存在した別の国割であった地域。
先に恒例の車名の由来調べをいっときます。
WAGON R ・・・ 「R」はREVOLUTIONレボリューション(革新・画期的)とRELAXATIONリラクゼーション(くつろぎ)の頭文字であり、「軽自動車の新しい流れを作る新カテゴリーのクルマ」で「生活にゆとりを与えるクルマ」という2つの意味を込めました。とのこと。
Rと聞いて安直にR指定を思いついていた私はアウト(;´Д`)
もちろん、天下のスズキ様がそのようなおフザケな車種名をつけられる筈もないのは分かっていたものの、昨今の何かと細やかすぎる神経をお持ちの方々による色々な方面への厳格なご指摘が蔓延している風潮の囁かな余波で、これは別にエエやろ~ってくらいのものでもR指定だのにしないと世に送り出せなくなっているのには些か閉口してしまっている自分です。
エロ・グロ・ナンセンスとまでは云わないものの、もう少し清濁併せ呑む懐の深い世の中で在ってもいいじゃない(´・ω・`)って思ってしまう。
と、そんな私の個人的な見解は少し置いて、ワゴンRよ。
Rという一文字の中に、そんなにも深く雄大な心意気を込めてあったとは思わなんだよホント。
までも確かに、ワゴンRは革新的にヒットはしましたよね。ホントに町を走っているとよく見かける。京都辺りは狭い道も多い町なので、こういった取り回しのいい車が最も便利なのは間違いない事実。
正直、等持院の裏に入った辺りとかたまに行くと、「こ、こ、ここにどうやって車で入ってきて、どうやってここに駐車したん?!(@_@;)」ていう状況とか目撃ドキュンしまくりですもんね。
そんな空間の水平方向からチャレンジしまくられている京洛の中心部とは違って、今回の現場である園部はなんて広々としていることか。こちとらのどかさが売りやで!と言わんばかりに心が癒やされる里山の風景に囲まれています。
京都市内から高速&ほぼ高速な下道経由で約50分。わりと近いんですよね~^^
こういう郊外ののどかな住宅だと、ワゴンRさんの言うとおりに「生活にゆとりを与えて」貰えますよね~。心のゆとり、大事。
お出かけ直前にインロックしてしまった、そんなお客さんのゆとりを取り戻すべく革新的に30秒で開錠(゚∀゚)物珍しかったせいか、謎の虫軍団に顔面探索で邪魔されまくりながらも、スピードアタックに成功!
それにしてもこのRに込められた2つの意味。よくよく考えると正反対の性質を持っているのではないかな~?と思えてきた。
ゆとりとは安定にも通ずるし、安定とはしばしば守旧にも転じやすい。
それって革新とは対立的な立場になる。ゆとりが有るから新しいことにチャレンジする心と時間の余裕が生まれるという場合も有るだろうし、そこを取り上げればゆとりは革新のゆりかごとも成り得る。
とこのように、某中央省庁のエリート事務次官殿の宣うた素敵な表現をお借りすると「ことば遊び」に興じてみても結局、物事のはその人それぞれの主観で見え方が変わってくるというよい証左にはなっただけかも。
ことば遊び。センスある表現だなぁ。
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