毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はとあるマンションの非常階段のノブ交換に行ってまいりました。
1階ではなく最上階とそのすぐ下の階。
このマンションの非常階段ドアのノブ、1階以外は施錠機能を持たない空錠です。
数ある錠前の種類の中でも、一般の方がチャレンジして最も簡単かつ失敗しにくいタイプのものです。
という前フリのとおり、イージーにさらっと行ってみましょう!
現場のドア前です。北向きなので、少々薄暗いです。
今回は2箇所の交換です。早速外していきます。
新品の箱を開けつつ~
ネジを締めて=~。っと、このノブを引きつけているビスですが、よく見るとネジ山を切っているところの色が変な色しているのがお分かりになりますかね?
これ、デフォルトでネジ緩み止め剤が塗布されています。
ネジを取り付けて締め込むと、固くなってネジが勝手に振動とかで緩まないようにする接着剤みたいなものです。なので、古いノブを外す時などは気をつけて下さい。
不用意にフフ~ン♫グリッって気軽にドライバーで回そうとすると、一発でネジ穴を潰して外せなくなります
ハイ、一個目終了~。
軽~く次行ってみよぅ~!
順番が前後しちゃったけど、2個めノブを外しているところと、つけ終わったの図。
ちなみにこれはドア前の踊り場で、何故かけっこう深めの水溜りができていて、しかも北側だから中々に乾かないところに、気づかずにうっかり踏み込んでしまったの図
さて、今回は錠前の交換そのものに特別山場などもなく、至って普通~の交換となりました。
強いて言うなら、ノブの交換で気をつけるべきポイントとして共通の事が1つ。
ノブは円回転の動作をしますので、内外のノブの中心軸がきちんと合っている必要があります。
でないと、回転に捻れが生じて、回転させたノブが根本の金具とこすれて引っかかって戻らないという不具合を起こします。
トライされる折には、是非ご留意を~(・∀・)