毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は2013年に日本での生産を終了した高級ミニバンのインロック開錠に出動してきました。
その高級ミニバンとは、HONDAのエリシオン。
早速恒例、車名の由来調べの結果をいきましょう!
Elysion ・・・
[ELYSION(エリシオン)]=ホメロスのギリシャ神話叙事詩『オデッセイア』
に登場する楽園の名前。
乗る人すべてが上質な時間を楽しむことができるクルマ、という思いを込めて。
だそうです。
昔むか~し中学生の頃、ギリシャ神話も世界に通ずる重要な教養の一つなのだから、少しは知識として持っておかねば!と思い立って、田舎の本屋に買いに走ったなぁ。
結果として、あまりにまとまりがなくて登場人物(この場合、登場神か?)が多くて、さっぱりチンプンカンプンで、序盤でアッサリと撃退されたですが(笑)
数十年の時を経て、今改めてギリシャ神話が目の前に出てきたのでちと調べてみました。
上の由来でHONDA様は、オデッセイアに登場する楽園、とシンプルに紹介してはります。
が、もう少し読み進めてみると他の表現も有りますようで。
エリシオンは楽園ではありますがそれは、死んだ英雄が神々に愛されて魂となって住まう死後の楽園とのこと。つまり、あの世ですなヾ(@°▽°@)ノ
ギリシャ神話的には、冥府というそうです。冥府魔道(つд⊂)ヒエー
エーリュシオン、またはエリュシオンとも発音するこの死後の楽園は気候温暖で芳香に満ち
白いポプラの木が生い茂っているという。
肉体を脱ぎ捨てた後にこんな気持ちよさそうな場所に行けるというなら、人間として生きてきた世界を離れる瞬間である死というものへの、根源的な不安や怖れは多少和らげられそう( ´,_ゝ`)
さあ、エーリュシオンの扉を開ける練習に、現世のエリシオンのドアを開けようかな。
闇夜の駐車場に、二つ眼を光らせた冥府の扉が待っている。
しかしこの鍵穴、どこよりも簡単に開くのよね(;´Д`)ノ
そんなに簡単に開かないで(´ε`;)冥府ちゃん・・・
嗚呼・・・やっぱりあっさり開いちゃった。
確かにエリシオン、車内は心地よさそうよね。
冥府の楽園も、行ったらもう戻れない心地よさがあるのか。
なんで多くの人は、今の居場所ではなくどこか別の場所にあるかもしれない楽園を求めてしまうのだろうなぁ。そこに浪漫ってヤツを感じてしまうのは、私も一緒だなぁ(´ε`●)