毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はトヨタのバンといえばこれ、という程に有名なハイエースでインロック発生により出動してきました。
場所は琵琶湖の西側の住宅街です。
早速恒例、車名の由来をいってみましょう~。
HIACE ・・・ 語源はトヨエースに由来し、英語で「高級な」、「より優れた」という意味のHighとAceの合成語。
ふむ。ではトヨエースはどういう意味かな?
TOYOACE ・・・ TOYOTAと英語「ace」の「第一人者、最も優れたもの」との合成語。
なんかトヨエースって聞くと、田舎のおじいちゃんを思い出してしまう自分です。
それくらいに大昔からある、長老的なシリーズですよね。
ハイエースは当初、小さめのホイールベースタイプやトラックもラインナップにあったのですが、今ではバンとマイクロバス専用になっております。
それにしても世の中でハイエースを見かける率って本当に高いですよね!
それだけ色々な用途で使われていて、需要の高さを物語っているのでしょう。
その理由は、貨物・輸送車としての総合力の高さ。
例えて言うならホンダの原付、カブと似ているかと。
圧倒的に高い耐久性、十分なエンジンパワー、大きな積載量。
世界各国に出回っているだけに、修理用の部品入手もしやすく、耐用年数を長くしてくれる。
カブと違うのは価格の面と積載くらいでしょうか。
ハイエースは決して安い車では無いのですが、その性能と比較するとコストパフォーマンが高く、その視点からすると値段も納得される範囲になるのでしょう。
事業用・自家用共に多方面でのニーズの高さから、ハイエースだけでの市場が形成されているのも頷けます。ハイエース専門の中古車屋さんとかありますもんね。
まさにエース。
現場のハイエースさんは、エンジンどころかライトも点きっぱなしでした。
エンジン掛かってて良かったね~^^
鍵穴は一世代前のハーフタンブラー。
無事に完了。
ハイエースがエースを獲っているのは他の側面もあって、実は盗難被害のワーストワンを7年連続で取っていたりもします。
高い耐久性とメンテナンス性が、発展途上国やテロリストたちにも大人気を博してしまって、需要が常に高いのがその理由。
海外に持ってきゃ即売れの状態ですから、犯罪者に優しくて甘い日本においては、人の車を永遠に拝借してしまう集団からすると最高の商材で且つ、最高に仕事しやすい環境v(。・ω・。)ィェィ♪
まあ、テロリストも一応、体の作りは人間ですからね~。そりゃ壊れにくくていっぱい乗れていっぱい武器とか爆弾積めて、悪路でもガンガン走って乗り心地もいい日本車のバンとなれば、欲しくなるのは人情てなもんですかね~。
いずれにしても、本当にイイものを作れば、自分も企図していなかったあらゆる方面で「最も優れたもの」になってしまうという良い例でしょう。
長い年月をかけて、そこまでハイエースをブラッシュアップしてきたトヨタは、やっぱり凄い会社だなぁと感銘を受けた次第で。
トヨ・エースは伊達じゃない。