毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は友人の仕事のお客さんが、鍵をなくした車が有るとの事で私の事をすぐさま紹介してくれての出動となりました。
場所は草津市です。
草津って、行きやすい地域と行きづらい地域の差がめちゃくちゃ激しいなぁと個人的な感想をもっているんですよね。
湖、そこに直角に流れ込む幾筋もの川、めちゃくちゃ交通量が多いのに1車線しかない1号線、並行に走る線路、割となだらかにそして長い距離をかけて登り続ける南東の丘陵地帯。
湖側からこの順番で配置された北東・南西方向へ長く伸びたエリアで、ほとんどの車や人が同じ方向への動線をとろうとするので必然的に、各要素の取り組みの悪いポイントは絶望的な渋滞が慢性的に起きる。
嘆いたところで元々がそういう地形なのだから、もうどうにも仕方ないのですが。
だから私は夜中の出張はけっこう好きなのです。
自分の力では全くどうにも出来ない、この世で最も好きになれないモノ「渋滞」を味わうこと無くバビュン!と現場までノンストレスで行ける真夜中の都会の道は本当に気持ちイイので、真夜中に起きたフラフラ感もすぐに消し去ってくれます。
そこまで夜中という訳でもなく、しかも雨が降っていてむしろ微妙に渋滞気味な近江大橋を何とか乗り越えて着きました。現場で待っていたのはこちらホンダのライフ。
インロックにしても鍵紛失の鍵作成にしても毎度思うのですが、動かなくなった動くのが本分の製造物って、本当に切ないな~。要るのか要らないのか良く分からないモノたちに囲まれちゃってます( ;∀;)
雨も降ってることだし、一刻も早く助けてあげなきゃね~。
鍵穴はウェーブではない、旧式のタイプ。素早く確認。
これ、ホントに動くのかな・・・?(@_@;)
素早く覗き、素早く鍵のカットをしていきます。迷いはないぞ!(珍しく)
とはいいつつ、イケルカナー
そりゃ!
あ!エンジン掛かった!!絶対バッテリーが上がってると思ってたですよ(*´艸`*)
ホンダのライフは以前も、インロックでご登場願った事があります。
車の鍵を紛失しての鍵作成はまさに、車の命たる《走る》という火をもう一度灯す作業。
車の本分は走ること、ですが、自分の本分は何なのだろう?とこの時も考えさせられてしまったのですが、答えは煙る雨の中。