毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はスバルの軽バン、サンバーのインロックということで出動してきました。
早速恒例、車名の由来調べにいきます。
SAMBER ・・・ 英語で、インド産の「水鹿」に由来する。とのこと。
ちなみにこのサンバーという車種、スバルの全車種の中で最も古いものだそうです(・o・)
ダイハツのハイゼットが軽自動車で最長老の商標になるそうで、こういった軽の規格の貨物系車輌が自動車メーカーの黎明期に重要なポジションを占めていたことを表しているのですね。
水鹿というとあまり馴染みがない動物ですが、名前のとおり水辺を中心に生息する大型の鹿で、オスのみ角があり綺麗に弧を描いた美しい角が特徴です。兜の立物でも使われたりしますよね。鹿の角。
その水鹿がなぜ軽トラを起源とするこの車種に名付けられたのかはもう書いてあるところは無かったのですが、どこかのサイトの方が推測しておられたのは、野生の鹿が持つ足腰の強さと俊敏さをイメージして名付けられたのではというご意見。なるほどたしかに、貨物車輌には足腰の頑丈さは非常に重要な要素ですね。道の悪いところを走る可能性も高い軽トラですからね。
と言いつつ今回のは軽トラではなく軽バンですけどね~。街灯も少ない、南区の夜の闇に紛れていました。鹿さん。
鍵穴は普通~。貨物登録の車で普通の鍵穴以外のにはほぼ出会ったことはないです。
あ、そういえばちょっと前に、ホンダの軽トラで鍵穴がウェーブキーだったのには驚いたなぁ~!(@_@;)初めて見ました。軽トラでウェーブなんて。
基本、そういう作業に使う系の車って汚れも付きやすい環境におかれるので、精密なウェーブキーを装着するのには向かいないからあまり使われないんだろうな~と思っていただけに驚きでした。
ともあれ、こちらの軽バンは即座に開錠。
お客さんは近くの家で待っておられて、開いたらフラフラと戻ってこられました。
けっこうイイ時間だったので、既に一杯初めておられたようです。
ご機嫌だったその方、ファミリマートで当たったというビールの引換券をくれました(>ω<)
水鹿の写真をみたら、パッと見が某アニメ映画の山の神様に似ているなぁと思い、でも水鹿は基本的に暗褐色の毛なので違うなぁと。
でもこのサンバーさん、白い身体。乗ってる人酔ってる。神様お酒好き。しかもスバル世界の最長老。一番偉い神様。夜に巨大化。
と、無理やりな連想ゲームを楽しんでいる暇が有ったら、私も一杯やりに帰ろ~っと。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は日産のマーチでインロック発生ということにより出動してまいりました。
場所は京都市東部です。
早速恒例、車名の由来をいってみます。
MARCH ・・・ 「行進曲」「行進」の意。アッサリストレート系ですね。一般公募で命名されたのだそうです。
しかしこのマーチ。ビッツやフィットと同じ、日本以外では違う名前を戴く仲間入りを果たしております。
イギリスにあるレーシングチームの「マーチ・エンジニアリング」の知名度にはばかって、外国では「Micra」(マイクラ、しばしばミクラとも発音されるが、日産の公式文書及び日本名ではマイクラ)という名前になっちゃったそうです。大きさの単位であるミクロンの複数形。何でそれにしたんだろう・・・(´・ω・`)
そんな身の上のマイクラちゃん、けっこう前の世代の型ですね。
鍵穴も懐かしの301です。最近はもうトンとお見かけしなくなりましたね~。
ということで、スパッと1分で開錠です。いいですね~、301。開きやすい、鍵作しやすいで、鍵屋さんが入門したてでお世話になる練習用として打って付けなのも納得(*^^*)
ものすごく大ヒットしたコンパクトカーとして知られるこの日産マーチ。私も大好きな車の一つです。マーチという音というか響きと雰囲気が上手くマッチして、男女を問わずに幅広く受け入れられた。
謎なのはそこからマイクラに繋がる部分だなぁ。一文字目の「ま」が一緒の音だったからかな(-_-)
まあとりあえず、鍵は開いたのでまたMarchingは再開。家でおとうちゃんが待ってはるお客さんは、ブブン!と飛ばして帰っていかはりましたとさ。行進はゆっくり行ってね~(TдT)
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はお取引先様のご依頼で、マンションのエントラスや勝手口などの共用部周りの鍵を修繕工事してまいりました。
オートロックの有るマンションには、住人の方とお話してオートロックのドアを開錠して貰わないと入れません。
その際、住人の部屋を呼び出すインターホンが設置されている操作盤があり、その操作盤を集合玄関器と呼びます。
この集合玄関器には、住人の方が帰ってきた時にオートロックのドアを開錠するための鍵穴が取り付けられています。
この鍵穴をキースイッチといいまして、これが割と短寿命。
それもそのはず、多くの住人が一つの鍵穴を共有して使うために、例えば1年間でも各部屋と比べると凄まじい作動回数になりますから。
それと同様、部屋の位置取りによっては非常階段から出たほうが出やすいということもままあり、非常階段の地上階に近いドアの錠前もまた傷みやすい傾向にあります。
今回の物件では、この両方が寿命を迎えたので交換となりました。
では、やっていきます。
これが集合玄関器。右下に見えているのが鍵を挿し込む鍵穴、キースイッチですね。
このシリンダーの裏側には、名前の通り小さい電気スイッチが組み込まれていまして、鍵を挿して回すとそのスイッチが作動してオートロックのドアを開錠する仕組みです。
取り外した図。裏側はこんな風になっています。交換と結線のし直しをしていきます。
間違えて結線すると、鍵を挿して回した時だけ一瞬自動ドアが閉まっていつもは開きっぱなしとかいう間抜けな事になります(笑)
ちとピンぼけで申し訳ないですが、こちらは取り付けていく新品のキースイッチ。
マンション全体でマスターシステムを組んでおりますので、メーカーから取り寄せて約1ヶ月はかかります。
はい、オートロックのキースイッチ交換は無事に終了ちゃんと鍵を挿して回したときだけ開きます\(^o^)/
次は非常階段の1階出口のドアノブをセット交換です。
現行付いていたのがこれ。MIWAの円筒錠の自動施錠錠タイプです。
しかし、これがもうホンマに大変でした。長年の勘で、何が大変そうかは分からないんだけど、な~んか苦戦しそうだよなぁって感じていました。このノブ。
このドア、写真では分かりづらいのですが、屋根がないところにドアが立っています。
出ました恒例の雨ざらし錠前。風呂場の錠前と並び立つ、鍵屋泣かせの二巨頭の一つ。
ここからこの強敵との悪戦苦闘の1時間が始まりました。
外見は割と綺麗で、そんな風には見えないコヤツ。擬態というやつです。
まずは通常どおり、写真で私が手に持っている道具で内側のノブを外しに掛かります。が・・・
取り外すためのトリガーは作動してる手応えは有るものの、やはり内ノブは微動だにしてくれません(-_-;)
いよいよ道具を取りに行っては戻るの、車との往復が始まりました。
まずはパイプレンチで思い切り引っ張ってみましたが無駄でした。
ハンマーを持ってきて錆で固着した内ノブと軸の部分を引き剥がすために、目覚めのショックを与えてあげます。
バッコンバッコン叩きましたが、やはりウンともスンともいいません。
だんだん疲れてきました。仕方ないので次の段階に移ります。
ノブの根本の軸を取り巻くステンの薄い皮をめくっていきます。
もうここらへんになってくると、なかなかに荒ぶる手付きで作業していますので、通行人の方がみたら恐れをなしてしまうかもと云うのがうっすら気がかりになってきます。
折悪しく前日は大雨が降った為に、荒ぶる作業で飛び散る飛び散る!錆と雨水が潤滑の為に注入された油と練り混ぜられて出来た油絵の具のごとき飛沫!!(;´Д`)
手も仕事着も、もう切ないことになってきました。
格闘すること45分。やっと内ノブが動く兆しを見せます。お!やっとか!
こうなってー
徐々にキテル!(@_@;)
どりゃぁぁぁ!!ドヤァァァ!(# ゚Д゚)…ハァ、ハァ、ハァ…つ、疲れた。
ここさえ取れれば、もう終わったも同然。
この後はスムーズに交換していきます。
あと一息です。長い戦いだった・・・
終了…
まあ今回のノブ、屋外なんでサンダーとか使ってノブを切り落としちゃっても良かったんですけど、私のいつもの癖としてはなるべく電動工具は使わないで取れないかな~?というのを試してみます。電動工具はうるさいし火花も散るしであまり好まないので、最終手段としています。
最も、使ったほうが断然早いとかこりゃ無理だっていうモノに当たれば、即座に電動使っていきますけどね。
と、云うことで今回、水のかかる環境で使い続けた錠前がどんな悲惨なことになるかをお見せする良い事例となりました。
急に暑くなってきたこの頃ですが、夏場にかけて風呂場の錠前故障でお呼び頂くことが急に増える季節でもあります。
風呂場の鍵の寿命は10年までと考えてください。それ以上使っているな~(・。・;というお宅は、即座に交換の手配をかけて頂かないと、ホントに大変な事態になりますのでお気をつけ下さい。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は日産のSUV、エクストレイルでインロック発生により出動してきました。
早速恒例の車名の由来調べを。
X-TRAIL ・・・ 「X」はX-trem(=extreme)sports(スノーボード、スケートボード等、若者に人気のスポーツ競技のX。「TRAIL」は、足跡、オフロード、荒れた道などを表わしている。「X-TRAIL」は、その2つの言葉をかけ合わせた、4×4のイメージとしての造語。
何となくイメージしていたのと、そう大差なく設定されていたので、やったね感があった。
一時期、欲しいなぁと思ったこともあったこのエクストレイル。オフに寄り過ぎず、街乗りにも違和感なく溶け込む雰囲気に惹かれたのだが、今は歳をとって来たせいか、考え方がよりシンプルになってしまった。
質実剛健。あれこれと手を出すより、一つに特化した道具がいい、的な。
と、思っていたら現行タイプのエクストレイルは結構イカツイですね。オフロード特化寄りになってる雰囲気。
鍵穴はごくシンプルな刻みのタイプ。
日産はなかなかウェーブを普及型にしていかないですね~。
そのお蔭ですぐに開錠できてアリガタヤァ!1分で開錠でした。
これからの季節、いよいよアウトドアが楽しくて気持ち良い時期になっていきますよね!
山登り、城跡攻め、酷道アタック、バーベキュー、キャンプ。あれ?どれも自分がやりたいと思ってることばかりだ(*´∀`*)
ただ最近は海の遊びより山の遊びの方が怖い要因が増えてますよね。
そう、あいつですよアイツ。本当は蜂蜜より肉が好きなあの黒い大きな獣。クマー(* ̄(エ) ̄*)
熊ってホントに怖いですよ。そろそろ山菜採りやらの人がヤラレタっていうニュースも聞こえてきてるし、冗談抜きで気をつけないと最近多い。熊。熊出没、危険!(;´Д`)
全国的に出ますんで、みなさん本当に気をつけましょう。最凶生物、(´(ェ)`)
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はスズキのワゴンRでインロック発生により出動してまいりました。
場所は京都府の園部町の山奥。切り拓かれた山腹の傾斜地にある分譲住宅街です。
かつては丹波の国として存在した別の国割であった地域。
先に恒例の車名の由来調べをいっときます。
WAGON R ・・・ 「R」はREVOLUTIONレボリューション(革新・画期的)とRELAXATIONリラクゼーション(くつろぎ)の頭文字であり、「軽自動車の新しい流れを作る新カテゴリーのクルマ」で「生活にゆとりを与えるクルマ」という2つの意味を込めました。とのこと。
Rと聞いて安直にR指定を思いついていた私はアウト(;´Д`)
もちろん、天下のスズキ様がそのようなおフザケな車種名をつけられる筈もないのは分かっていたものの、昨今の何かと細やかすぎる神経をお持ちの方々による色々な方面への厳格なご指摘が蔓延している風潮の囁かな余波で、これは別にエエやろ~ってくらいのものでもR指定だのにしないと世に送り出せなくなっているのには些か閉口してしまっている自分です。
エロ・グロ・ナンセンスとまでは云わないものの、もう少し清濁併せ呑む懐の深い世の中で在ってもいいじゃない(´・ω・`)って思ってしまう。
と、そんな私の個人的な見解は少し置いて、ワゴンRよ。
Rという一文字の中に、そんなにも深く雄大な心意気を込めてあったとは思わなんだよホント。
までも確かに、ワゴンRは革新的にヒットはしましたよね。ホントに町を走っているとよく見かける。京都辺りは狭い道も多い町なので、こういった取り回しのいい車が最も便利なのは間違いない事実。
正直、等持院の裏に入った辺りとかたまに行くと、「こ、こ、ここにどうやって車で入ってきて、どうやってここに駐車したん?!(@_@;)」ていう状況とか目撃ドキュンしまくりですもんね。
そんな空間の水平方向からチャレンジしまくられている京洛の中心部とは違って、今回の現場である園部はなんて広々としていることか。こちとらのどかさが売りやで!と言わんばかりに心が癒やされる里山の風景に囲まれています。
京都市内から高速&ほぼ高速な下道経由で約50分。わりと近いんですよね~^^
こういう郊外ののどかな住宅だと、ワゴンRさんの言うとおりに「生活にゆとりを与えて」貰えますよね~。心のゆとり、大事。
お出かけ直前にインロックしてしまった、そんなお客さんのゆとりを取り戻すべく革新的に30秒で開錠(゚∀゚)物珍しかったせいか、謎の虫軍団に顔面探索で邪魔されまくりながらも、スピードアタックに成功!
それにしてもこのRに込められた2つの意味。よくよく考えると正反対の性質を持っているのではないかな~?と思えてきた。
ゆとりとは安定にも通ずるし、安定とはしばしば守旧にも転じやすい。
それって革新とは対立的な立場になる。ゆとりが有るから新しいことにチャレンジする心と時間の余裕が生まれるという場合も有るだろうし、そこを取り上げればゆとりは革新のゆりかごとも成り得る。
とこのように、某中央省庁のエリート事務次官殿の宣うた素敵な表現をお借りすると「ことば遊び」に興じてみても結局、物事のはその人それぞれの主観で見え方が変わってくるというよい証左にはなっただけかも。
ことば遊び。センスある表現だなぁ。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は再度登場のダイハツのミラさんです。
ただのミラさんではなく、ミラジーノというミラのバリエーションタイプですね。
ここで恒例の車名の由来調べを
MIRA GINO ・・・ ジーノは、イタリア語の「GIUNONICO(ジュノニコ)」からの造語で、「容姿端麗」という意味。だそう。
イタリア語で容姿端麗ってそんな風な単語になるですね~。
こうやって車種名とかを調べた事と結びつけて覚えていくと、割と記憶に残りやすいなぁと最近実感しています。
なんか幼少のみぎり、超記憶術とかいう本を読んだ時にこんな事が書いてあったなぁ。
覚えたい事柄をそのままただ覚えようとしても難しい。それと何かをペアにして連想的に思い浮かべられるようにして記憶すると入っていきやすく且つ、引き出しやすくなると。
ビタミンとポリフェノールの関係みたい。
一緒に働くと効果あっぴ!
そんな容姿端麗なミラジーノは、駅の真横の駐車場にて困ってはりました(´・ω・`)
改めて見ると、確かに通常のミラたちよりなんかクラシカルなシャレオツ感がありますよね。ジーノ。自分は割と好きなタイプ。トッポBJとかもこんな感じで好きだったなぁ。
そんな端麗なミラジーノ、鍵穴はごく普通で簡単なのも淡麗。
ということで1分でキレ良く開錠。淡麗。
どうしても端麗が淡麗に寄っていってしまうのは、ここ最近急に暑くなってビヤーが飲みたくなってるせいなのかもと考えたり。ビヤホールとか久しぶりに行きたいなぁ?暑い日にエヤコンの効いたビヤホール。もうそんな季節の足音が聞こえてきたなぁ。
ということで、容姿端麗なミラジーノにお爺ちゃんお婆ちゃんが仲良く乗り込んで帰っていく様をみて、短いのと長いのと2つの時間の流れを思わずには居られない日でした。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は原付バイクの鍵を紛失したとのご依頼を頂き、出動してまいりました。
場所は吉祥院、浄水場の近くの住宅街です。
ホームページの検索で当方を選んで下さったとのこと。有り難や~m(_ _)m
原付バイクと云えども、恒例の車名の由来調べはサボりません。
LET’S ・・・ みんな一緒に集まって「レッツゴー」のレッツをネーミングとしました。とのこと。
むぅ…GWボケのせいか、このネーミングにはパッと絡む思いつきが来ないなぁ。
とりあえず鍵作成の様子に進もう!
この日は家を出る直前に雲行きが怪しくなってきて、私が外に出るとパラパラと雨が降ってきて、家から車で13分の現場についた瞬間に前も見えないくらいの土砂降りになってきました。
相変わらず安定した自分の雨男ぶりに、いつもながら感心することしきり。
戦国武将として生きていたなら、有難がられたかもしれないな~。
あでも、鉄砲が普及してからの時代だとむしろ、疎まれてしまうかも(;´∀`)
鍵穴周りはこんな感じ。マグロックは開いてます。良かったね~^^
鍵穴を覗いて、早速鍵をカットしていきます。雨やし早く終わらせなきゃ~(;´∀`)
はい、できました。早速原付バイクの鍵穴に挿して試してみます。
回りました。バッテリーも上がってないですね。お客さんに来てもらって、確認して頂き完了です。
今回の様な普通の原付バイクは鍵を紛失しても鍵作成が可能ですが、最近の中型バイクなどになるとイモビライザーキーシステムが搭載されていて、鍵の紛失時に作成が困難な物もあります。
合鍵1本しか無いし作らなきゃ~、と思って後回しにしてしまっている方はぜひ、この連休中に合鍵を作って備えて下さると良いかと思います。
僅かな時間で、多くの辛い時間とお金を節約できますから。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回は長年のお取引先様のご依頼により、賃貸マンションのお部屋のドアノブ修理に出動してまいりました。
この建物、何回も工事に寄せてもらっているものの、こんなタイプのお部屋があるとは知りませんでした。
一番端に有るお部屋の1室だけ、2階建てのメゾネットタイプとなっていたのです。
その二階部分のベランダに出るドアのノブが、割と雨ざらしな状態で設置されている為に風雨に曝されてサビつき、鍵が開け閉めしづらい状態になっているとのこと。
それよりも真のお困り原因は別。
それは、3階の廊下の一番端に位置するこのお部屋のベランダと、3階廊下の端が繋がっているために、低めの塀を乗り越えると出っ張ったベランダのような足場伝いにこの部屋のベランダに子供が侵入してきてビックリした!( ゚д゚)☆という。
現場はこんな感じ。
あ~、こりゃ子供でも怖がらずに平気で来れるわな~(;´∀`)という作り。
というよりもこの構造、このドアに火災時突入口のシールが貼ってあることを考えると、それ用にわざと用意された通路だろうなぁと。
とはいえ物騒なのは確か。無邪気な子供のお蔭で、無施錠で過ごしていたのが危険だったと住人の方が気づいて下さったのは幸いか。
施錠しておけば安心ということで、早速交換作業に移ります。
現状はこんな形。室外側に鍵穴の無いタイプですね。そこから外出できないベランダや他に出入り口の無い倉庫などにはこのタイプのノブが使われていることが多いです。
現状の室外側はこう。鍵をかけるためのツマミ(サムターン)があります。室内からのみ施錠可能です。が、これが錆びついて動かないので施錠せずに鍵は開きっぱなしだったそう。
外していきます。雨ざらしとは言っても室内側が錆びていなければ取り外しは簡単です。
2階建てメゾネットタイプのよく分かる階段の様子。なんかマンションの2階建てメゾネットっていいなって思っちゃうなぁ。秘密基地みたいで(*´∀`*)
外した古い錠前がこれ。外れやすいノブはいいですけど、風呂場のノブを外そうとする場合はほぼ地獄の苦しみを味わえます。
ハイ。交換完了!今度は鍵穴の付いたタイプとなります。
なぜ鍵穴の付いたタイプにしたかというと、今回図らずも冒険心溢れる子供のお蔭でこのベランダの有用性に気づけたのでそれを活かそうという考えからです。
室外からでもイージーに到達出来るベランダを持つというので、万が一下の玄関のドアなり錠前に何らかなの不具合が生じて入れなくなった場合、鍵穴を持つ錠前にしてあればこのベランダから窓ガラスを割らずに室内に入ることが出来るからです。
新しい錠前の様子。ドアガード付フロント板に変わって、さらに安心ですね。
最後に京都の西部、嵐山方面を望む景色を。長閑でいい立地ですなぁ~。
考えてみれば簡単な事でも、日頃はそれほど気にせず深く考えないと見逃すことって多いのかも、とか思いながらの現場でした。
このベランダの構造からそう思わされたのですが、普段目には映っていてもそこに潜む色々な意味有る情報を引き出す構えがないと、見えてはいても何も視てはいないような事になってしまう。
とはいえ、日常生活で触れる全てのことに目を皿のようにして意識を高めたまま接するなどは疲れすぎて不可能だし。
少なくとも出来そうなのは、自分の興味が有る事柄に関連してそうだなぁ~と思える範囲を少しづつ広げることくらいか。
そうすれば自然と、目に映るものから情報を引き出す力もあがるのかも。
不惑の四十代、身体は少しづつ衰えるが精神は活力を増していくぞ!
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
今回はトヨタのヴィッツでインロック発生ということで出動してきました。
早速、恒例の車名の由来調べを。
Vitz ・・・ ドイツ語で「才気、機知」という意味の WITZ から作ったことば。
ふむー…ここに来てなかなかスムーズに落ちていかない車種名にあたったなぁというのが、個人的な感想。才気、機知と、車が結びつかない。
いや、ヴィッツ自体は凄く使い易いイイ車だというのは知っている。乗り心地は穏やかで、この価格帯にしては凄く良く出来ている車。
ただ、才気・機知というのは車のどの辺にかかってくるのかが、もう少し解説が無いとイメージしずらいなぁという印象。
というモヤモヤを解消したくて色々と電脳世界のリソースを漁ってみると、このヴィッツという単語について何やら別の話題があったらしい。
このヴィッツという車種名は造語なのだが、これは日本でのみ無事に口から発してよい感じのモノらしい。
欧米圏では、この音を持つヴィッツのままでは車種名として使いづらい事情があり、Yaris(ヤリス)という新たな名を頂くはめになったそう。
ヴィッツの音はbitsと同じに聞こえ、その意味は「小物、がらくた」というもので更に、スラングになると「小さくて役に立たない男性器」ということになるそうだ。
多数に供給するから多数の儲けを得る。単純ながらこの原理を無尽蔵に拡大していくと、多くの予期せぬ方向から望まない矢が飛んでくることにもなるんですね。それでも怯まず、人類社会に車という文明の利器を供給し続けようという情熱で突き進むトヨタ様には、尊敬の念を禁じえませんm(_ _)m
さて、今回の現場は凄く近くのファミレスの駐車場。雨が降っていましたが、屋根が有るので余裕の心持ちで作業に取り掛かります。
けっこう古い型のヴィッツだったので、鍵穴はノーマルでした。
なので、1分で開錠。
しかし、この現場はこの後が長かった。
車の横に写っているママチャリを、この車に積んで帰るために来てインロックしてしまわはったらしいお客さん。
そのまま帰るのも何なので、二人で積み込みを始めましたがこれが中々入らない!
いやそもそも、ママチャリをこの小型車の代表のようなヴィッツに積むっていうのが結構なチャレンジやん~!?(;´Д`)
シートを倒したり~、ハンドルを捻ってみたり~、ケツから入れてみたり~とあれこれ四苦八苦すること15分。ようやく運転に支障のなさそうな形で積み込みに成功しました。
むむぅ?!四苦八苦…頭を捻る…パズル的…才気…機知…Witz!!( ゚д゚)ハッ!
つ、繋がった……。