毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回はトヨタのアルファードにてインロックが発生したとのこで出動してきました。
2歳のお子さんが中に閉じ込められているという状況で、当方が一番近いゆえにご依頼となりました。
実際、家から物凄く近くて、玄関を出てからわずか10分で到着しました。現場は大きい駐車場です。
お父さんは車の影で待っておられて、電話したところ出てこられました。
覗いてみると、運転席後部の座席に設置されたチャイルドシートに大人しく座ってはる男の子が一人。
起きているのに泣いていないのは珍しいパターンです。
ここで恒例の車名の由来調べを。
アルファード・・・「アルファード(ALPHARD)」は、「星座の中で最も明るい星」を意味するギリシャ語のα(alpha)に由来する造語。だそうです。
星かぁ~。個人的にはなんか、意味より名前の響きというか音を重視して決めたっぽい印象。
星のαだのβだのには、輝度の差という意味があったのですね。勉強になります。
さて、暑さで危険ということはない季節ですがとりあえず直ぐ様作業にかかります。
冬場は寒さの危険もありますもんね。
寒波襲来の日でしたが、雪も降らずに助かります。
2分で開錠でした。
最後まで泣かずに、きょとんとして待っててくれたお子さんの態度にお父さんは嬉しそうでした。
子供を持つご家庭の場合、今回のように子供の世話をしていながら鍵を手に持つのは大変なので、横に置いて・・・っとした瞬間に閉まった~~!!というパターンが起こる危険性は高いです。
夏場ですと、本当に冗談では済まされないくらいの急かされようで作業をすることになるくらい、危険な状況になります。
ただでさえ少子高齢化社会の爆進がもうどうにも止まらない日本において、子供はまさに社会の宝でしょう。
広い空ではなく、この世にあってこそ子供は輝くアルファードになるのでしょうから、閉じ込めには本当に気をつけたいものです。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回はアパートの玄関開錠に出動してまいりました。
現場は家からもそう遠くはない、大宮七条の近くです。
この辺りはここ数年で、大きく様変わりしましたね~。
京都水族館が出来、鉄道博物館が出来、更にはJRの新駅が建設される予定も有り。
京都駅からも歩いて来れるくらいの距離、何かと利便性も良いので、今後は人気が出てくる地域かもしれません。
とはいえ、少々難も有ることはありまして。この地域、場所によってはめちゃくちゃ道が狭い。車のすれ違いが出来ない位の幅しかない狭い道なのに、一方通行ではなかったりしてしまう道が多数。しかも、それを取り囲む大通りは京都駅という大きなターミナル駅を取り囲む道路でもあるだけに、とにかく交通量が多い。多すぎる。なので、車での移動にはあまり適さないエリアでもあります。
今回のアパートも、そんな双方向に通行可能な激狭道路の奥に面していました。
幸いにして、大きなアミューズメント施設ができたお陰で急造のコインパーキングが乱立しております。なので、駐車に関してはある程度助かる気がするのは救い。今回のアパートのすぐ近くにも、大きめのコインパーキングが有ったのでまずは一安心。
このシリンダーはピンシリンダーと呼ばれる種類の鍵穴です。かなり古いのは見た目でわかるので、ピッキングで開くタイプでしょう!と思いつつ作業にかかります。
ピンシリンダータイプでも、最近出荷されている個体は、ピッキングでも相当開きづらいので注意が必要です。普通に見えても、失くして開錠を依頼した場合、高い料金を支払うことにもなりかねませんので。
3分くらいで回せました。
無事に開錠です。飲み帰りで朝に家の前で1時間ほどお待ちになったお客様は、グッタリしてはりました。
カードでお支払を頂き、終了です。
今回のアパートのように、まだ開けられる鍵穴が付いているケースは良いですが、最近の集合住宅も一戸建ても、基本的にはピッキングなぞ出来やしません。というより、技術的には作業は成立するのですが、途方もない開きづらさに作業をするだけ無駄なのです。
結果、特殊な方法で開錠を余儀なくされ、開錠費用も高額となります。破壊して開錠し、鍵穴の交換というケースも頻発します。
合鍵の持ち出しは2本。これからのハイセキュリティ住宅時代にはスタンダードな考え方となります。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回はトヨタの商用バン、サクシードのインロック開錠で出動してきました。
ここで恒例にしています車名の由来調べを。
サクシード・・・「成功する」と言う意味の「Succeed」から。
なるほど~、こちらもストレート系のネーミングですか。
ここでタイトルの独白が、私の心中によぎったのでした。
トヨタの車の名前で、成功と名付けたその心は何か・・・
もう一つ、そもそも成功とは何か・・・
とりあえずここでは、インロックを無事に開錠することが最も直近の成功ですので、成し遂げにかかります。
京都市中ど真ん中の、コインパーキングが現場でした。
京都の中心部は道も狭くて、路肩とかだとかなりツライのですが、パーキング内は広くて助かりました。
鍵穴はごく普通のトヨタ車のタイプです。キーウェイもガバガバでやりやすくて大好きです。
1分で開錠でした。鍵はドア内側の引手の穴に入れてありました。
受注した段階でインロックの場合、だいたいは移動中の車の中で車種名を調べたりします。
なので今回は作業そっちのけで、成功の意味をボンヤリと考える思索に耽ってしまいました。
私個人として30代前半迄は、成功を掴みたい、というよく聞くフレーズに基づく漠然とした欲求がありました。
いや、欲求というのは今でも勿論持ち合わせているのですが、あの頃はその『成功』というモノが何なのかという事についてが良く分かってはいなかったように思います。
とはいえ今、世間的な分かりやすい基準からみての成功をしているなどとはとても言える状態ではありません。
しかしそもそもこの私の判断ですら、何をもって成功というのか?という定義が人によって千差万別であるので、あくまで一般的に成功したと判断するに使われやすい基準での側面でしかないのだろうと思います。
不惑の年代に足を踏み入れた今、自分なりの成功と言えそうな境地というモノが何なのか、ようやく分かって来たように感じている今日このごろ。でも成功って、ある一地点の事ではなくきっと、辿り着いたと思えずに歩き続けている自分が振り返ってみると到達しちゃってるのかも・・・?と気づくような場所なのかもなぁと思ったりもしています。
働く者の為の商用車、サクシードにつけられた成功というなの車種名。
少なくとも、何かしらの活動の先に、成功という感覚が繋がっているという意味なのかなぁと、一人納得していました。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
タイトルの意味、個人的な思い入れですので、悪しからずご了承下さい。
そう、私個人的に、酷道アタックが好きなのです。
が、今までは本格的な酷道にはまだまだアタック出来ていなのが現状。
なぜなら、車がスズキのエブリィバン時代だったり、カロバン時代だったりと、あまりに険しい本格的酷道・険道・腐道・死道・損道にそのまま踏み込めば、リアルに命の危険がある車にしか乗ってこなかったからです。
なので、ずっと思っていました。やはり、酷道愛好家としてはそれ専用に、いつかスズキのジムニーを実装するしかないと。
前置きが長くなりましたが、今回はそんな思い入れタップリのスズキジムニーのインロックということで出動してきました。
場所は、そんなジムニーの本領発揮とは程遠い、ショッピングセンターの立体駐車場の中です・・・
シックな黒のジムニー。いいですねぇ~。
お気に入りのジムニーなので、バックショットも。
スズキ車も、鍵穴に関しては非常にイージー。防犯面では各自で気をつける必要があります。
ということで、1分で開錠です。
まあ、開きやすさがそれ以外の優れた性能を貶めることはないのです。別問題。
悪路走破性に関しては、ランドクルーザーなどの大型のオフロード車よりも、軽の軽さを活かしつつランドクルーザーなどの上位クラスに劣らない車体性能を持っているジムニーの方が良いのでは、と個人的には思います。
軽いというのは大事な要素。
でも、運転も趣味も、命は大切にということを忘れないでいたいです。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回はこれまた超売れ筋の商用車。ダイハツのハイゼットカーゴのインロック開錠にて出動してきました。
前回は恒例にする前だったので、車種名の由来調べをしていません。
なので改めてこの聞き慣れた車名を調べてみました。
HIJET・・・高性能を意味する「HI」と、超小型を意味する「MIDGET」をそれぞれ組み合わせた造語であり、ミゼットに対し、より一層の高い性能を備えるクルマという意味合いが込められている、とのこと。
ミゼットいう名の車は古くからダイハツで販売されていて、そこに高性能な意味をくっつくけた造語系の車名だったのですね。
確かに、ハイゼットは取り回しや扱いやすさはかなり優れており、自分で使っていても仕事車としては文句は無い出来栄えと感じます。
ということで、お客様もガッツリ仕事車としてお使いでした。
鍵穴は普通なのですが、タイプ的に初心者の鍵屋さんは手こずる人もでるようなシリーズです。
と、言っている間に1分で開錠。
今回は助手席側ドアからの作業。
運転席ドアの面する道は、裏通りの割に抜け道になっており、挙句に狭い道を大型トラックとかが容赦なくビュンビュン飛ばして通過するという危険地帯。恐ろしいですねぇ。
どんなに車の性能が『HI』になっても、運転する人間の中身はあまりHIになっていかないのは、いつの時代も変わらないのですねぇ。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回はここまで出てこないのが不思議なくらいの超売れ筋軽自動車。
ダイハツのミラでインロック開錠により出動してきました。
恒例にしてます、車名の由来を調べてみました。あまりに聞き慣れた車種名ですが、これまた意外な意味を持っていました。
Mira・・・イタリア語で「羨望」の意味。
羨望・・・うらやましく思うこと。
健全な羨望の念は、自らの向上心とリンクしていると考えますので、個人的には否定はしません。
が、総じて他者と自分を比較して起こり来る感情というものは、あまり健全な思考にはなり難いのではないかと私自身は考えてます。
こちらの要請者、車に詳しい方ということで、ご自分で色々とメンテナンスをしている最中に、不意に閉まってしまったとのこと。
危ないかな~と思いつつも、大丈夫だろうと助手席に鍵を置いていたら、閉まったと悔しがっておられました。
鍵穴はごくノーマルなミラ。作業はしやすいです。いつもありがとう。
2分で開錠。寒かったので、スピードアタックしてみたがいつもと同じ分数(T_T)
今回、ミラの車種名を調べるにあたり、自分のMiraは自分の中の理想にだけ向いているなぁとか、ボンヤリと考えさせらたのはちょっと面白い時間でした。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回は日産のキューブでインロック発生ということで出動してきました。
恒例にしております、車名の由来調べ。
予測の域を出ないものには、ある種の安心感を与える効果があると判明。
キューブ・・・英語で立方体という意味。
発売当時、このやたらと四角い外観ボディを大いに売りにしていたのを思い出します。また、リアガラスの左右非対称なのも機能的に意味を持たせていて、面白い車でしたね。
確か運転席後方のピラー側のリアガラス面積は狭く、助手席後方のリアガラスは面積を大きくとってある意味は、右ハンドルのドライバーがバックをする時に、後方視認するには左側に振り向くのであり、結果として振り返っても見えづらい運転席後方側のリアガラスの面積を狭くしてあるとかだったはず。
また、車内空間の広さを実現する為には、この四角いボディが好都合という考え方は、現在大流行のトールサイズ軽自動車の設計思想の先取りみたいですね。
場所はマンションの駐車場。広々していて、作業もしやすくて安心です。
毎度おなじみの日産は、この年代でも特に難しさもなく、2分で終了。
このキューブ。大学時代の友人が昔乗っていたので、久しぶりに見ると懐かしさとともに、けっこう使いやすくてイイ車だなぁと再認識しましたね。
因みにインロックの原因は、リモコンの電池消耗による誤作動でした。
気づかぬ内に車のリモコンキーの電池は消耗します。というよりも、電池が入っていること自体、ご存じない方も多いのですが。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回は日産のオッティのインロック開錠に出動してきました。
家からめちゃくちゃ近所でしたので、一瞬で駆けつけたらお客様がかなり慌てておられて、ちょっと申し訳ないことをしちゃったな~と反省した現場です。
さて今回も恒例の車名の意味調べを。今回は造語系でした。
イタリア語「OTTIMO(最高)」からの造語。全ての要素がコンパクトの中に、ベストバランスでパッケージされている商品特徴を表現したネーミング、とのことです。
なるほど~。イタリア語の最高はそんな風にいうのか~と、また一つ勉強になりました。
因みに、表題のネタバラシは、かつて最高という言葉を最高に使いづらい言葉に一時期変えてしまったある御仁のシュプレヒコールを思い出してしまいまして、つい使ってしまいましたが、当方とは一切の関係は御座いませんので悪しからずご承知おきくださりませ。
記憶のモニュメントとして、ふと使ってみたくなりまして。
気を取り直して、開錠作業に移ります。
ご自宅の車庫でしたが、前の道がかなり狭い地域で、作業の迅速さにはプレッシャーがかかります。
しかしまあ、日産のオッティなら問題ないと思いながらスタート。
まあ、日産とはいうものの、中身は三菱のekワゴン。シリンダーも簡単です。
無事に1分で開錠。幸い狭い道に車は通りませんでした。お聞きすれば、奥に抜けられそうに見えた家の前の道は、自転車しか通り抜け出来なのだそう。そりゃ車は通らないな・・・
スピード的には凄くスムーズに終わったので、急いでおられたお客様には大層喜んで頂けたのがオッティな現場でした。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回はホンダの超売れ線軽自動車、ライフがインロックしたとの事で、出動要請が入りました。
毎度恒例の車名由来ですが、一応調べてみました・・・
案の定、次の様な意味だそうです。
Life:英語で生命、生活を意味する。
はい、綺麗~なストレートボールもたまにはいいですよね。
奇を衒わず、媚びて捻らず、真っ直ぐ勝負。
そんなライフの鍵穴は、後期型では殆どがウェーブキーなので、簡単に開いてくれるストレートさも好きです。
現場はガソリンスタンドでした。雨が蕭蕭と降る夕方でしたが、大きな屋根が有り難かったです。
1分で無事に開錠でした。ホンダ車は正直、ウェーブになってからの方がイージーなので助かります。
近畿では雨の日や雪の日が増える季節です。天気が悪い日はインロックもし易いですし、鍵を失くしやすくもあります。
予定が狂って困ることの無いようにしたいものですね。
毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。
今回はいすゞのトラックのインロック開錠に出動してきました。
早朝5時に滋賀県の守山市。雪は降ってないやろね~・・・?と恐る恐るの出陣でしたが、全く雪もなく冷たい雨が降っているだけでした。
雪国出身の私ですが、この時期の近畿での仕事はけっこう戦々恐々です。
なぜなら、スタッドレスタイヤを履いていないから(笑)毎年チェーンで乗り切っています。だって、スタッドレスタイヤを履くほど降る地方でもなく、また滋賀の奥地やら京都の北部にしょっちゅう行くならともかく、そうでもなのではスタッドレスもただ減るだけの事になりますから~。
なもんで、たまに降る僅かの雪でも、こちらで暮らしている私にはけっこうな心配要因です。
さて、明け方であれば、さすがの京都市内も車がほとんどいません。軽快に爆走して向かいます。
夜中の出動は眠いし、最初は大変ですが起きてしまえば移動はめちゃ楽でけっこう好きですね。
空を飛ぶ車が、早く一般化されるといいのになぁと、切に願うほどに渋滞が嫌いです。
と、あれやこれやと考え事をしてる間に到着。早速作業に入ります。
駐車場内での作業なので、色々と有り難いです。
しかし、この車種に限った事では無いのですが、これくらいの大きさのトラックが最も作業しづらいです。というのは、鍵穴の付いている高さ。
しゃがむに高すぎ、立つには低すぎ、椅子を使うにも中途半端。
結果、股を開いての四股立ち状態です。作業のスピードが命。
こいつですよ~。しかもトラックとか商用の場合に多いのが、シリンダー内の傷みが進んでいて、けっこう開きづらい。
でもそこはスピード命!
2分でなんとか開錠できました。
四股立ちで踏ん張った我が脚は、たった2分で少しの強張りを感じます。
新年早々、筋トレを本気でしなければと気づかせて貰える一件でした。