2017.12.16カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はずっと前からご贔屓にして頂いてる、マンションのオーナー様からのご紹介で出動してきました。

作業としてはシリンダー交換となります。

居住者の方が鍵を紛失されたと聞き、当店をご紹介くださりました。

失くされた状況としては、玄関の鍵穴に鍵を挿しっ放しで一晩過ごしてしまって、3日後くらいに外出しようとしてご自分の鍵が無いことに気づいたというパターン。

それは大変ということで、早速交換に移りました。

こちらはもともと公団住宅向けに開発されたMIWA社の錠前になります。交換自体はごくごく簡単なのですが・・・

外しきったので、シリンダー部分の交換に入ります。

このタイプ、凄く頑丈で高耐久・簡易機構で長持ちします。いかんせん、その長寿命がある状態を引き起こし、それがシリンダー交換の際に思わぬミスを誘います。

このシリンダーを根本で止めてる4つの小さなビス。こいつが時折、恐ろしく固着して回らない時があります。

我々のような長年業者をやっているものは大丈夫ですが、一般の方がトライしている場合、不用意に回そうとすると「グリッ!よし、回った♪・・・って、あれ?・・・・・ぐは~!!プラスのビス溝が潰れとる~!(T_T)」となります。凄くなりやすいです。

ということで、そこの所は重々気をつけつつ交換を進めていきます。

無事に完了いたしました。

ちなみに今回のお客様のように、合鍵を誰かに取られて持たれている場合、最も危険な状態なのは言うまでもないことでしょう。

なぜなら、自分の家のように自由に出入りができるから、泥棒としても侵入して荒らす必要が無いからです。

少しずつ探索しては荒らさず出ていく、を繰り返すことで、継続的に金銭を盗み続ける事ができるからです。

私の今まで伺ったお客様では、最長3年間も入られ続けたであろう方がおられました。

鍵の紛失だけでなく、鍵に刻印してあるキーナンバーを人に見られてメーカーから取り寄せることで、簡単に合鍵を知らずに作られてしまうこともあります。

少しでも怪しいな、とかご不安を感じられた際は、素早く鍵の交換にお呼びください!

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