2017.12.31カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はトヨタのカローラスパシオでインロックのトラブルを開錠してきました。

色々な派生クラスのラインナップを誇るカローラシリーズですが、このスパシオというタイプの車名の由来。

スパシオ」(SPACiO)はイタリア語で「空間」という意味の「Spazio」を元にした造語だそうです。

車名には割りと造語も多いですよね。造り出す才能は素晴らしいと感じてしまいます。

今回の出動先は、自宅からもめちゃくちゃ近くでして、丁度近所の行きつけないスターバックスでお茶なぞと洒落込んでいた時に依頼をいただきましたので、寛ぐのも早々に切り上げて行ってまいりました。

年式的に少し前の型になりますので、例によってトヨタのハーフタンブラーの鍵穴です。

無事に2分で開錠です。

この時のお客様が、やたらと感動してくださって、却って気恥ずかしくなりました(*´ω`*)

とても丁寧にお見送り下さったので、その場を離れがたいくらいでした。

こうして京都というスパシオの片隅で、誰かのお役に少しでも立てているのかなぁと、時折感じさせて貰える瞬間でした。

2017.12.30カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はスズキのアルトラパンでインロック開錠に出動してきました。

雨のそぼ降る寒い師走。

近江の町外れは、凄く寒かったです( ;∀;)

しかし!同じうさぎの名を冠する車のユーザー様の窮地とあらば、飛んでいきます。

幸い、駐車場の中で深夜ということもあり、作業はしやすかったのが救い。

けっこう雨がきつく且つ、このタイプの鍵穴はやりにくいので、やはりあれを出します。

あれはとは、豪雨の時の必需品。レジャーシートです。

レジャーシートにプラスチック製のクリップをタイラップでとりつけて、車のサンバイザーなどに挟んでぶら下げて使えるようにしたものです。

簡易のカーテンをドアの横に設置するイメージです。これが無いと、雨の多い夏場や梅雨時は、全く仕事になりません。あと、強い日差しでスコープのライトが掻き消され、作業の妨害になる時にも本当に助かります。

作業自体は3分で終了。

風呂に入る前の出動で良かったぁ~・・・と、雨とか天気の悪いときは思ってしまいます。

雨で年末、そんな時は不意にミスを犯しやすくなります。

気をつけて安寧な毎日をお送り下さい^^

 

2017.12.29カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回は日産のセレナのインロック開錠で出動してきました。

そういえば、セレナという車名の由来が、日産のウェブサイトで紹介されていますね。

それによると、幾つかの意味をもつこの言葉の中で、ここではラテン語、スペイン語で「晴々とした」「穏やかな」の意味からとっているそうですね。

さらにいうと、セレナはヨーロッパ圏の女性名で使われるそうで、英語読みはセリーナ。

ギリシャ神話に登場する月の女神セレネ(Selene)に由来するそうです。

勉強になりますね~。

けっこう分かりにくい地形のエリアで、また道が狭くて怖い怖い。

今回の閉じ込め、鍵の置き場所は後部座席。やはりというか、定番パターンです。

この年代の日産車、キーのタイプは普通なのですが、タンブラーが若干大きめで固く、キーウェイの出っ張りも大きいので、初心者の鍵屋さんは苦手とする時期もあります。

2分で無事に開錠。

電波で動いているものはやはり、不安定なものですね。

ココ!と境界を決めたら電波がそこでキッチリと止まるというわけではないので、過信せずに鍵は必ず身につけて車外にでると安心かと思います。

2017.12.28カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はスズキのエブリィのインロックで出動してきました。

場所は亀岡。亀岡と言えば明智光秀の領地として有名です。

京都のベッドタウンして、都会過ぎないのんびりした風景が広がる、ゆったりした町良い町です。

私も出動先としては、しょっちゅう訪れるところ。保津川下りやトロッコ列車での紅葉観光なども有名ですね。

スズキは助手席から開錠する方が、個人的には楽です。

今だに鍵穴を使って施錠せず、ドア内側のロックレバーを閉めてのドアハンドル持ってので閉める人も多いので、インロックは無くならないんですね。

1分で無事開錠です。待って頂く時間の方が長いですよね。

亀岡盆地のもう一つの名物は、頻発する濃霧です。

朝早いと結構危ないので、気をつけて下さいね~(・∀・)

2017.12.24カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はトヨタのエスティマにインロックしてしまったとのことで、ほいほいっと出動してきました。

場所は上賀茂神社のすぐ近く。賀茂川の畔です。冬の上賀茂はけっこう寒い。

実際、1月以降は雪が積もることもまま有り、冬場の北方向の京都は、訪れる際には注意が必要です。

早速作業に移ります。

エスティマも年式が新しいモノに関しては、ウェーブキーが使われています。でも実は、ハーフタンブラーよりはウェーブキーの方が開錠に関しては楽だったりします。

寒くて手がかじかんでしまうこともない、2分で開錠できました。

上着のポッケに鍵を入れたまま、後部座席に上着を置いて閉じ込めてしまったそうです。

今のような冬の季節は、沢山の衣服を重ね着することも多いです。よって、鍵を入れるポッケも、いつもの場所ではない所に入れてしまって忘れるという事が起きやすい時期でもあります。

車から離れる際には、鍵を身に着けているか常に確認してからにして頂くと安心かと思います。

 

2017.12.23カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

いや~、今年も残すところあと少しとなりました。

気忙しい年末、風邪を引いて体調を崩すことだけはすまいと気合を入れていた筈なのに、バッチリ引いてしまいました。

今年の風邪は喉鼻と身体のヒドイ倦怠感で、なかなかキツイですね~!

しかし!病院のお世話になることもなく、3日ほど早寝を心がけたら治りました(・∀・)

ここ数年、まともに風邪を引かない身体になっているだけに、今回も風邪を引きつつ動ける身体を維持して乗り切りました。

鍵も人間も、日頃のケアと予防が大切ですね。

さて今回は、いつもご贔屓の管理会社様の物件で、非常階段のドアについている錠前の調子が悪く、きちんと閉まらない時があるとのこと。

勝手知ったる物件だけに、早速向かいます。

ついているシリンダーのタイプから、かなり年季の入った錠前だということは歴然です。

往々にして、非常階段などのいわゆる共用部と言われる部分の錠前は、傷みが激しくかつ頻繁に起こる傾向にあります。

なぜなら、集合住宅にお住まいの多くの居住者全員で、一箇所を集中して使うことになるからです。

各部屋の玄関錠前は何人家族であろうと、良くて一日10回も施解錠をするならいい方。

しかしエントランスや駐輪場などに抜けられる非常口ドアの錠前ともなれば、居住者の数にもよりますが一日100回以上も施解錠されてもおかしくはありません。

また上記のドアのように、非常口などに使われているドアは、防火の観点から大体は頑丈でぶ厚めの鉄板で出来たドアが多いのです。

結果として、開け閉めの際に錠前にかかる負担も大きく、自然と寿命も短くなります。

こちらの物件も同様、部屋数がおおく且つ、建物の構造と表通りへのアプローチなど諸々の事情で、非常口ドアの使用頻度は非常に高くなっています。

加えて分厚い鉄板を使われたフラッシュドアなので、開け閉めの際の振動も強いです。

ご覧の通り、ある階の自動施錠錠のアンチフリクションラッチの動作が不良となり、メンテナンススプレーを吹きまくって応急的に対処をした痕はありますが、解決しておりません。

また、錠前を支えるフロント部分も浮いてきてしまっています。

これは、ドアと錠前を結ぶビスを捻じ込むビス穴が、経年劣化によりバカになって浮いてしまっています。

その状態でも錠前そのものがとれて外れてしまうことは有りませんが、グラグラと動いてはしまいます。

変に浮いた状態がひどくなると、ドアと枠の隙間で収まらなくなり、ドアが閉まる時に錠前を大きく破損してしまうことにもなりかねません。

皆さんのお住いである集合住宅でも、同じようになっている錠前はございませんか?

ご自身で詳しくわからなくても、使いにくいなぁ~・・・とう事だけは、多くの人が気づく事ができるとは思います。

錠前の不具合は、そのまま放置すると、入れない!出れない!とう事につながります。

少しでも気になる事があれば、管理会社さんや大家さんに方向してあげて下さいね。

 

2017.12.22カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はある鍵メーカーのご依頼を受け、賃貸物件に使用されているそのメーカーのチェンジキーの施解錠の不良という訴えを調査にいってまいりました。

入居者の方によると、ここ2週間ほどで、鍵で錠前を操作する際に、固くて回すのが大変な時が在るとのこと。

予約の時間とさせて頂き、行ってまいりました。

向かう道中にいつものように考えています。聞いている情報だけを元に推測すると、主に3パターンくらいの原因から起こっていることだろうな~・・・と。

現場のハイツに到着。お客様からいつもどのように使い、どのような使いづらさがあり、いつから起こったのか、などの周辺情報を聞き取る。

鍵をお借りして、そこからは自分だけで錠前周りをチェック開始。

シリンダーの回転、抜き差しなどは特に異常は見られない。錠前ケースやデッドボルト機構の動きにも問題なし。ということは・・・

室外側にはガードプレートが有るので、室内側に入り込んで、あることをチェック。

それは、デッドボルトの位置。やはり、上にズレている。

そうです。今回の不具合はシリンダーでも錠前ケースでもなく、デッドボルトと受けであるストライクの上下位置がズレて、デッドボルトがストライクの穴の上辺ぎりぎりの所に有ったのを、何かの理由で限界線を超えて上にズレて、擦れてデッドボルトに下圧がかかって操作が重くなってしまったのが原因でした。

室外に回ってドアと枠の隙間を確認するとやはり、ドアの丁番側よりも戸先側の隙間が狭くなっていました。つまり、枠が何らかの理由により歪んできたのだと思われます。

現場のハイツは玄関が南西向きとうこともあり、常に日差しが強く当たるそうです。

また、ここ2週間くらいで状態がキツくなってきたのは、急激に寒くなっていた気温と、激しく乾燥している気候のせいも有ると思われます。

私の経験上、こういった枠ズレによる不具合は冬が本番になりかけてくるころ、或いは夏本番前の梅雨の時期あたりによく発生しているように感じます。

ここはいつもの丁番調整で難なく解消。

鍵屋さんを長くやっていくうちに、鍵だけでなく、それに必要なドア周り全体などの住宅の知識・作業も身につけていくことになりました。

鍵だけにとどまらず、住宅のことでお困りのことでもお気軽にお聞き下さい^^

 

2017.12.21カテゴリー:

毎度おおきに、。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回は、マンションエントランスに設置されている集合玄関機、いわゆるエントランスインターホンにて、住人の方が鍵を開けるのに使う非接触キーの不具合をチェックして欲しいというご依頼で出動しました。

何人かの住人の方から、非接触タブの受信部にキーをかざしても、開錠されないで困ったという訴えが有ったとか。

早速現地へ向かいます。

現場の状況はこんな感じ。西日が良く当たる。もろに外なので、玄関機に雨も凄くかかりそう。

まずはタブの反応を見ていく為に、数回の開け閉めをやってみる。

問題ないなぁ・・・

コネクター等の緩みや、線の接触などが無いかを確認するために、玄関機を開けてみる。

しっかりシーリングをしてあるのはいいが、開けるのには一苦労・・・

これが問題の、非接触タブの受信部を裏から見たの図。

ん~・・・特に緩みなどもなく、問題ないなぁという状態。

その後、依頼元の業者の方も来られたので、持っておられた非接触キーでも施解錠の確認をするが、やはり問題の症状は出ず。

これまたよくあるパターンの、修理屋さんを呼んで来てもらったときに限って、故障の症状が出ないというやつ。

結局、様子見で経過観察ということになりました。

玄関機を戻し、シーリングをするのが一手間でしたが、原因を突き止められなかったのは心残りです。

集合住宅のエントランスのような、多数の人が一箇所の機械に集中して毎日使うところには、たしかに非接触キーのようなメカニカルなシステムを使っていないものが適しています。

一方で、メカニカルな部分を全く持たない電気部品だけで成り立っているものは、故障や不具合の際に壊したり丸ごと交換したりしか出来ないというようなデメリットもあります。

どちらにも利点・欠点があり、その選択はオーナー様だけに限らず、我々専門業者としても悩ましいところです。

 

2017.12.20カテゴリー:

毎度おおきに、。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はインロックの開錠作業。インロックとは、車やバイクの鍵を、車内に閉じ込めて施錠してしまった状態を言います。

此度のお車は、メルセデス・ベンツのスマート。

サンバイザーに挟んで置いたら、勝手に閉まってしまったとのこと。

早速、開錠作業に移りました。

この車種、ドアには鍵穴が無いそうで、別の場所から開けていきますが、その別の場所とは・・・

そう、リアハッチです。そこにある鍵穴から開けていきます。

カリカリ、カチカチ・・・

しばらくして、無事に開錠しました。

小さい車なので、手を伸ばしたらサンバイザーにはすぐ届きます。

お客様に確認していただき、無事に完了。

今回、運転席のサンバイザーという比較的運転席に近い場所にも関わらず、自動で閉まってしまいました。

お車を離れる際は、必ずキーをポッケに入れてもらうか、どこかのドアを半ドアにしてもらうか(パワードアじゃないところ)をご記憶下さい。

自宅やコンビニなど、待っていただける場所でのインロックなら良いのですが、退避する所のない場所でインロックしてしまうとこの季節、危険なことにもなりかねませんので、十分にご注意ください!

 

2017.12.19カテゴリー:

毎度おおきに、。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はマンションのエントランスにあるオートロックの錠前が、時々施錠されずに開きっぱなしになっているので直して欲しいというご依頼でした。ご贔屓頂いている管理会社様の物件で、長年関わってきたマンションでもあります。

さて、一体どうなっているのか、早速行ってきました。

錠前そのものの稼働状態は異常なし。はやり・・・

問題はフロアヒンジの引きつけの加減でした。でも実は、それだけでは無いんだよな~・・・このマンション。

とりあえず、フロアヒンジの蓋を取っていく。

これがフロアヒンジ。大きなドアの根本の床に埋め込んであります。

見てのとおり、フロアヒンジを限界まで左に寄せて有る。実はここ、諸々の理由で、デッドボルトとストライクの位置ズレがもう、修正出来ない状況まで来ているのだ。それでもとりあえずは、フロアヒンジの設置状態を更に左に寄せるべく頑張る。

その上で、ストライク、反対側のドア周りをイジって何とかストライクとデッドボルトが自然に正対する位置に来るように出来た。

こんな感じ。というか、これだけ見ても全然普通に掛かっているが、この状態をいつでも維持する為にはけっこう大変だったりした・・・

普通に見える・・・

今回のトラブル原因の一つにもなっているフロアヒンジ。

数多く使われているのだが、これが結構な難物なのです。

大概はご覧のような、でかいドアや重いドアに使われていたりするのですが、ドアの締まり位置の微調整がフロアヒンジそのものの向きを変えるツッパリ棒のような金具でやる形になっていて、それ故に調整範囲もすぐに限界値に達するわけです。(フロアヒンジが入っている枡の中で動ける範囲が狭い)

なので、今回のマンションのように枠そのもののズレなどにより、錠前側ドアと受け穴であるストライク側のドアの位置そのものがかなりズレてきてる場合は、フロアヒンジ自体での調整では難しく、それ以外の部分で工夫を要することとなります。

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