毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。
前回投稿の記事から、更新にかなり間が空いてしましました。
春先は確定申告などアレヤコレヤとやっている内に、気がつけばもう5月とは!
あ~、今年も何をやっていたのか分からん内に半分終わってしまいそうな勢い・・・
とまれ、気を取り直して軌道修正の記事投稿と行きましょう!
今回はオートヒンジの交換をしてきました。
オートヒンジというと、一般の方にはあまり聞き慣れない代物ではないでしょうか。
これは、ドアを開けたときに自動で閉まるようにしてくれる機械のことです。
ドアを自動で閉めてくれるものとしてまず思いつくのが、ドアの上の方にくっついている横長の箱状の物体。ドアクローザーとかドアチェックと呼ばれる物かと思います。
対してこのオートヒンジというものは、ドアとドア枠を繋ぐ丁番が、そのままドアクローザーとしての機能を備えたものとなります。
どんな所に使用されるかというと、マンションの駐輪場に出る間仕切りのアルミドアとかで上枠の無いもの。廊下の塀の切れ目にそのままドアだけ取り付けたような所には通常の上に付けるドアクローザーは設置できませんので、オートヒンジを使ったりします。
わかりにくいので、画像と併せて作業にいこうぞ!
こんなやつ。上と下で、油圧ダンパーとドアを締めるための引っ張るスプリングとそれぞれ機能を分担して受け持って動きます。つまり、2個セットで交換しないとダメです。
さて、雨が降らない内にサッサと交換しちゃいましょう。
まず、ドアを外していきます。
この部品、枠からドアを外すにも決まった手順があります。それを守らずにホイホイとやってしまうと、バネは吹っ飛ぶわ部品は壊れるわでヒドイ目に遭います(´;ω;`)気をつけましょう。
はい、無事にドアを外せました。この程度の背が低いアルミドアですと、非力な私でも一人で外せます(でもやっぱり結構重いから要注意)
続いて古いヒンジを外していきます。
この古い部品を外していくときに、最大の難関があります。それはビスの錆と固着。
このような屋外使用のドアともなれば、ビスがガッチリ固着してびくともしません。
不用意にクリっと回そうものなら、その瞬間にネジ穴が潰れ、その先の地獄が待っています
こちらは新品のセット。上手く付くかな~。
上下の位置を間違えないように取り付けていきます。順調順調!
ホイ!!無事にドアの吊り込みも完了です
吊り込む時にも、差し込む位置とか色々と指定が有るのでそれを守らず適当に挿れると壊れてしまいます。仕事は詰めが大切ですな。
プラスチックのキャップも復活して、綺麗に付きましたね~(*´∀`*)
オートヒンジの寿命もかなり長く、完全に壊れてくるまで交換に至らないことが多いです。
ドアクローザーの故障時と同じで、オートヒンジも壊れると、ドアを猛スピードで閉じてくれます
子供さんの指とか挟まったら、もげちゃうの間違い無しのスピードですよ。
共用部の建具の不具合は住人さんが自分で直すことは出来ません。
住人さんに出来るのは不具合を見つけたら、管理会社さんかオーナーさんに教えてあげることです。
共用部絡みの不調を直すのにお困りの管理会社さん、オーナーさんはお気軽にご相談くださいませ~
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