2017.12.28 カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はスズキのエブリィのインロックで出動してきました。

場所は亀岡。亀岡と言えば明智光秀の領地として有名です。

京都のベッドタウンして、都会過ぎないのんびりした風景が広がる、ゆったりした町良い町です。

私も出動先としては、しょっちゅう訪れるところ。保津川下りやトロッコ列車での紅葉観光なども有名ですね。

スズキは助手席から開錠する方が、個人的には楽です。

今だに鍵穴を使って施錠せず、ドア内側のロックレバーを閉めてのドアハンドル持ってので閉める人も多いので、インロックは無くならないんですね。

1分で無事開錠です。待って頂く時間の方が長いですよね。

亀岡盆地のもう一つの名物は、頻発する濃霧です。

朝早いと結構危ないので、気をつけて下さいね~(・∀・)

2017.12.24 カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はトヨタのエスティマにインロックしてしまったとのことで、ほいほいっと出動してきました。

場所は上賀茂神社のすぐ近く。賀茂川の畔です。冬の上賀茂はけっこう寒い。

実際、1月以降は雪が積もることもまま有り、冬場の北方向の京都は、訪れる際には注意が必要です。

早速作業に移ります。

エスティマも年式が新しいモノに関しては、ウェーブキーが使われています。でも実は、ハーフタンブラーよりはウェーブキーの方が開錠に関しては楽だったりします。

寒くて手がかじかんでしまうこともない、2分で開錠できました。

上着のポッケに鍵を入れたまま、後部座席に上着を置いて閉じ込めてしまったそうです。

今のような冬の季節は、沢山の衣服を重ね着することも多いです。よって、鍵を入れるポッケも、いつもの場所ではない所に入れてしまって忘れるという事が起きやすい時期でもあります。

車から離れる際には、鍵を身に着けているか常に確認してからにして頂くと安心かと思います。

 

2017.12.23 カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

いや~、今年も残すところあと少しとなりました。

気忙しい年末、風邪を引いて体調を崩すことだけはすまいと気合を入れていた筈なのに、バッチリ引いてしまいました。

今年の風邪は喉鼻と身体のヒドイ倦怠感で、なかなかキツイですね~!

しかし!病院のお世話になることもなく、3日ほど早寝を心がけたら治りました(・∀・)

ここ数年、まともに風邪を引かない身体になっているだけに、今回も風邪を引きつつ動ける身体を維持して乗り切りました。

鍵も人間も、日頃のケアと予防が大切ですね。

さて今回は、いつもご贔屓の管理会社様の物件で、非常階段のドアについている錠前の調子が悪く、きちんと閉まらない時があるとのこと。

勝手知ったる物件だけに、早速向かいます。

ついているシリンダーのタイプから、かなり年季の入った錠前だということは歴然です。

往々にして、非常階段などのいわゆる共用部と言われる部分の錠前は、傷みが激しくかつ頻繁に起こる傾向にあります。

なぜなら、集合住宅にお住まいの多くの居住者全員で、一箇所を集中して使うことになるからです。

各部屋の玄関錠前は何人家族であろうと、良くて一日10回も施解錠をするならいい方。

しかしエントランスや駐輪場などに抜けられる非常口ドアの錠前ともなれば、居住者の数にもよりますが一日100回以上も施解錠されてもおかしくはありません。

また上記のドアのように、非常口などに使われているドアは、防火の観点から大体は頑丈でぶ厚めの鉄板で出来たドアが多いのです。

結果として、開け閉めの際に錠前にかかる負担も大きく、自然と寿命も短くなります。

こちらの物件も同様、部屋数がおおく且つ、建物の構造と表通りへのアプローチなど諸々の事情で、非常口ドアの使用頻度は非常に高くなっています。

加えて分厚い鉄板を使われたフラッシュドアなので、開け閉めの際の振動も強いです。

ご覧の通り、ある階の自動施錠錠のアンチフリクションラッチの動作が不良となり、メンテナンススプレーを吹きまくって応急的に対処をした痕はありますが、解決しておりません。

また、錠前を支えるフロント部分も浮いてきてしまっています。

これは、ドアと錠前を結ぶビスを捻じ込むビス穴が、経年劣化によりバカになって浮いてしまっています。

その状態でも錠前そのものがとれて外れてしまうことは有りませんが、グラグラと動いてはしまいます。

変に浮いた状態がひどくなると、ドアと枠の隙間で収まらなくなり、ドアが閉まる時に錠前を大きく破損してしまうことにもなりかねません。

皆さんのお住いである集合住宅でも、同じようになっている錠前はございませんか?

ご自身で詳しくわからなくても、使いにくいなぁ~・・・とう事だけは、多くの人が気づく事ができるとは思います。

錠前の不具合は、そのまま放置すると、入れない!出れない!とう事につながります。

少しでも気になる事があれば、管理会社さんや大家さんに方向してあげて下さいね。

 

2017.12.22 カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はある鍵メーカーのご依頼を受け、賃貸物件に使用されているそのメーカーのチェンジキーの施解錠の不良という訴えを調査にいってまいりました。

入居者の方によると、ここ2週間ほどで、鍵で錠前を操作する際に、固くて回すのが大変な時が在るとのこと。

予約の時間とさせて頂き、行ってまいりました。

向かう道中にいつものように考えています。聞いている情報だけを元に推測すると、主に3パターンくらいの原因から起こっていることだろうな~・・・と。

現場のハイツに到着。お客様からいつもどのように使い、どのような使いづらさがあり、いつから起こったのか、などの周辺情報を聞き取る。

鍵をお借りして、そこからは自分だけで錠前周りをチェック開始。

シリンダーの回転、抜き差しなどは特に異常は見られない。錠前ケースやデッドボルト機構の動きにも問題なし。ということは・・・

室外側にはガードプレートが有るので、室内側に入り込んで、あることをチェック。

それは、デッドボルトの位置。やはり、上にズレている。

そうです。今回の不具合はシリンダーでも錠前ケースでもなく、デッドボルトと受けであるストライクの上下位置がズレて、デッドボルトがストライクの穴の上辺ぎりぎりの所に有ったのを、何かの理由で限界線を超えて上にズレて、擦れてデッドボルトに下圧がかかって操作が重くなってしまったのが原因でした。

室外に回ってドアと枠の隙間を確認するとやはり、ドアの丁番側よりも戸先側の隙間が狭くなっていました。つまり、枠が何らかの理由により歪んできたのだと思われます。

現場のハイツは玄関が南西向きとうこともあり、常に日差しが強く当たるそうです。

また、ここ2週間くらいで状態がキツくなってきたのは、急激に寒くなっていた気温と、激しく乾燥している気候のせいも有ると思われます。

私の経験上、こういった枠ズレによる不具合は冬が本番になりかけてくるころ、或いは夏本番前の梅雨の時期あたりによく発生しているように感じます。

ここはいつもの丁番調整で難なく解消。

鍵屋さんを長くやっていくうちに、鍵だけでなく、それに必要なドア周り全体などの住宅の知識・作業も身につけていくことになりました。

鍵だけにとどまらず、住宅のことでお困りのことでもお気軽にお聞き下さい^^

 

2017.12.21 カテゴリー:

毎度おおきに、。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回は、マンションエントランスに設置されている集合玄関機、いわゆるエントランスインターホンにて、住人の方が鍵を開けるのに使う非接触キーの不具合をチェックして欲しいというご依頼で出動しました。

何人かの住人の方から、非接触タブの受信部にキーをかざしても、開錠されないで困ったという訴えが有ったとか。

早速現地へ向かいます。

現場の状況はこんな感じ。西日が良く当たる。もろに外なので、玄関機に雨も凄くかかりそう。

まずはタブの反応を見ていく為に、数回の開け閉めをやってみる。

問題ないなぁ・・・

コネクター等の緩みや、線の接触などが無いかを確認するために、玄関機を開けてみる。

しっかりシーリングをしてあるのはいいが、開けるのには一苦労・・・

これが問題の、非接触タブの受信部を裏から見たの図。

ん~・・・特に緩みなどもなく、問題ないなぁという状態。

その後、依頼元の業者の方も来られたので、持っておられた非接触キーでも施解錠の確認をするが、やはり問題の症状は出ず。

これまたよくあるパターンの、修理屋さんを呼んで来てもらったときに限って、故障の症状が出ないというやつ。

結局、様子見で経過観察ということになりました。

玄関機を戻し、シーリングをするのが一手間でしたが、原因を突き止められなかったのは心残りです。

集合住宅のエントランスのような、多数の人が一箇所の機械に集中して毎日使うところには、たしかに非接触キーのようなメカニカルなシステムを使っていないものが適しています。

一方で、メカニカルな部分を全く持たない電気部品だけで成り立っているものは、故障や不具合の際に壊したり丸ごと交換したりしか出来ないというようなデメリットもあります。

どちらにも利点・欠点があり、その選択はオーナー様だけに限らず、我々専門業者としても悩ましいところです。

 

2017.12.20 カテゴリー:

毎度おおきに、。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はインロックの開錠作業。インロックとは、車やバイクの鍵を、車内に閉じ込めて施錠してしまった状態を言います。

此度のお車は、メルセデス・ベンツのスマート。

サンバイザーに挟んで置いたら、勝手に閉まってしまったとのこと。

早速、開錠作業に移りました。

この車種、ドアには鍵穴が無いそうで、別の場所から開けていきますが、その別の場所とは・・・

そう、リアハッチです。そこにある鍵穴から開けていきます。

カリカリ、カチカチ・・・

しばらくして、無事に開錠しました。

小さい車なので、手を伸ばしたらサンバイザーにはすぐ届きます。

お客様に確認していただき、無事に完了。

今回、運転席のサンバイザーという比較的運転席に近い場所にも関わらず、自動で閉まってしまいました。

お車を離れる際は、必ずキーをポッケに入れてもらうか、どこかのドアを半ドアにしてもらうか(パワードアじゃないところ)をご記憶下さい。

自宅やコンビニなど、待っていただける場所でのインロックなら良いのですが、退避する所のない場所でインロックしてしまうとこの季節、危険なことにもなりかねませんので、十分にご注意ください!

 

2017.12.19 カテゴリー:

毎度おおきに、。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はマンションのエントランスにあるオートロックの錠前が、時々施錠されずに開きっぱなしになっているので直して欲しいというご依頼でした。ご贔屓頂いている管理会社様の物件で、長年関わってきたマンションでもあります。

さて、一体どうなっているのか、早速行ってきました。

錠前そのものの稼働状態は異常なし。はやり・・・

問題はフロアヒンジの引きつけの加減でした。でも実は、それだけでは無いんだよな~・・・このマンション。

とりあえず、フロアヒンジの蓋を取っていく。

これがフロアヒンジ。大きなドアの根本の床に埋め込んであります。

見てのとおり、フロアヒンジを限界まで左に寄せて有る。実はここ、諸々の理由で、デッドボルトとストライクの位置ズレがもう、修正出来ない状況まで来ているのだ。それでもとりあえずは、フロアヒンジの設置状態を更に左に寄せるべく頑張る。

その上で、ストライク、反対側のドア周りをイジって何とかストライクとデッドボルトが自然に正対する位置に来るように出来た。

こんな感じ。というか、これだけ見ても全然普通に掛かっているが、この状態をいつでも維持する為にはけっこう大変だったりした・・・

普通に見える・・・

今回のトラブル原因の一つにもなっているフロアヒンジ。

数多く使われているのだが、これが結構な難物なのです。

大概はご覧のような、でかいドアや重いドアに使われていたりするのですが、ドアの締まり位置の微調整がフロアヒンジそのものの向きを変えるツッパリ棒のような金具でやる形になっていて、それ故に調整範囲もすぐに限界値に達するわけです。(フロアヒンジが入っている枡の中で動ける範囲が狭い)

なので、今回のマンションのように枠そのもののズレなどにより、錠前側ドアと受け穴であるストライク側のドアの位置そのものがかなりズレてきてる場合は、フロアヒンジ自体での調整では難しく、それ以外の部分で工夫を要することとなります。

2017.12.18 カテゴリー:

毎度おおきに、。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回は知り合いのカフェ店主の方の目の前の家で、引き戸の戸先鎌錠が開かなくなって立ち往生している。至急来て欲しいというご依頼を頂き、出動してきました。

鎌錠とは、引き戸の戸先に取り付けてある、施錠を司るデッドロック部分が農作業で使う鎌の様な形状をしていることからそう呼ばれています。

戸先というのは、引き戸を閉める際に、枠に当たる部分の側を指して言います。

前に施工した召合錠が引違い戸の中央部分に設置されるのに対して、端っこの部分に使われるのが戸先鎌錠となります。

さて、今回はまず開錠からとなります。

だいぶ古い木の引違い戸になります。立て付けも限界状態で、さぞ使いづらいことでしょう。

鍵は有るのだけど、突然開けられなくなったとのこと。このタイプには特有のアノ症状かと予測していましたが、覗いていみると・・・

やはり予測どおり。早速いつもの如くに開錠していきます。

無事に開錠いたしました。開錠した写真は撮り忘れてしまいましたが、その後は受けの位置が悪くて鎌部分が当たり、そのせいで施錠不良の状態で止まってしまうという不具合も解消させました。

今回の鎌錠は、日本家屋にはまだまだ多く使われている伝統的な錠前です。

しかし、その構造上には今回の様な、『鍵はあるけれども開けられなくなった』という状態を作り出す特徴があります。

このお宅は常は誰も居住せず、その為に引違い戸の立て付けそのものがかなりヒドイ状態でした。

そういう状況で使用していると、今回のような症状を引き起こす危険も高まります。

錠前交換だけでなく、時には枠や戸のリフォームも考えねばならない、そんなときも是非おまかせください!

2017.12.17 カテゴリー:

毎度おおきに、。京都の鍵屋、らびっと清水です。

寒さが増してきて、冬本番という雰囲気がしてきましたね。

寒い季節は早く車に乗りたい、建物に入りたい!という気持ちが起きるもの。

また、気忙しい時期だけに、いつもと違う行動を取る結果、車の鍵を閉じ込めるトラブルも増える傾向にあるように思います。

今回は、ダイハツのハイゼットカーゴのインロックで出動してきました。

 

天気の良い日なので、屋外作業にはありがたかったですね(^o^)

さっくり回して、2分で終了でした。

ちなみに良く男性のお客さんに聞かれるのですが、「窓とドアの隙間からハンガーを伸ばした針金をいれて昔は開けたんやけどな~!最近のは出来ひんの?」という問い。

出来るものもありますが、出来ないものややりにくくしてある物が殆どなので、ご自身でトライはしない方がよいかと思います。

窓ガラスにガリガリと傷を付けるだけで終わってしまうことが多いかと思いますので・・・

リモコン式の鍵や、スマートエントリーの車でも最近、鍵の閉じ込めをしてしまう人が増えています。

車内に鍵を置いてあれば、施錠されないんじゃないの?とよく言われますが、リモコンやスマートキーと自動車が交信している電波は、非常に微弱なものになります。

ですので、例えば助手席に置いてあっても、カバンの中や足元に置く、あるいは後部座席などならなおのこと、電波が一瞬でも遮られたなら、勝手に施錠されてしまうこともあります。

決してリモコンキーが意志を持っている訳ではないので、不思議がらないで下さいね\(^o^)/

2017.12.16 カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっと清水です。

今回はずっと前からご贔屓にして頂いてる、マンションのオーナー様からのご紹介で出動してきました。

作業としてはシリンダー交換となります。

居住者の方が鍵を紛失されたと聞き、当店をご紹介くださりました。

失くされた状況としては、玄関の鍵穴に鍵を挿しっ放しで一晩過ごしてしまって、3日後くらいに外出しようとしてご自分の鍵が無いことに気づいたというパターン。

それは大変ということで、早速交換に移りました。

こちらはもともと公団住宅向けに開発されたMIWA社の錠前になります。交換自体はごくごく簡単なのですが・・・

外しきったので、シリンダー部分の交換に入ります。

このタイプ、凄く頑丈で高耐久・簡易機構で長持ちします。いかんせん、その長寿命がある状態を引き起こし、それがシリンダー交換の際に思わぬミスを誘います。

このシリンダーを根本で止めてる4つの小さなビス。こいつが時折、恐ろしく固着して回らない時があります。

我々のような長年業者をやっているものは大丈夫ですが、一般の方がトライしている場合、不用意に回そうとすると「グリッ!よし、回った♪・・・って、あれ?・・・・・ぐは~!!プラスのビス溝が潰れとる~!(T_T)」となります。凄くなりやすいです。

ということで、そこの所は重々気をつけつつ交換を進めていきます。

無事に完了いたしました。

ちなみに今回のお客様のように、合鍵を誰かに取られて持たれている場合、最も危険な状態なのは言うまでもないことでしょう。

なぜなら、自分の家のように自由に出入りができるから、泥棒としても侵入して荒らす必要が無いからです。

少しずつ探索しては荒らさず出ていく、を繰り返すことで、継続的に金銭を盗み続ける事ができるからです。

私の今まで伺ったお客様では、最長3年間も入られ続けたであろう方がおられました。

鍵の紛失だけでなく、鍵に刻印してあるキーナンバーを人に見られてメーカーから取り寄せることで、簡単に合鍵を知らずに作られてしまうこともあります。

少しでも怪しいな、とかご不安を感じられた際は、素早く鍵の交換にお呼びください!

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