2018.06.16 カテゴリー:

毎度おおきに。京都の鍵屋、らびっとキーサービスの清水です。

今回はトヨタのバンといえばこれ、という程に有名なハイエースでインロック発生により出動してきました。

場所は琵琶湖の西側の住宅街です。

早速恒例、車名の由来をいってみましょう~。

HIACE ・・・ 語源はトヨエースに由来し、英語で「高級な」、「より優れた」という意味のHighとAceの合成語。

ふむ。ではトヨエースはどういう意味かな?

TOYOACE ・・・ TOYOTAと英語「ace」の「第一人者、最も優れたもの」との合成語。

なんかトヨエースって聞くと、田舎のおじいちゃんを思い出してしまう自分です。

それくらいに大昔からある、長老的なシリーズですよね。

ハイエースは当初、小さめのホイールベースタイプやトラックもラインナップにあったのですが、今ではバンとマイクロバス専用になっております。

それにしても世の中でハイエースを見かける率って本当に高いですよね!

それだけ色々な用途で使われていて、需要の高さを物語っているのでしょう。

その理由は、貨物・輸送車としての総合力の高さ。

例えて言うならホンダの原付、カブと似ているかと。

圧倒的に高い耐久性、十分なエンジンパワー、大きな積載量。

世界各国に出回っているだけに、修理用の部品入手もしやすく、耐用年数を長くしてくれる。

カブと違うのは価格の面と積載くらいでしょうか。

ハイエースは決して安い車では無いのですが、その性能と比較するとコストパフォーマンが高く、その視点からすると値段も納得される範囲になるのでしょう。

事業用・自家用共に多方面でのニーズの高さから、ハイエースだけでの市場が形成されているのも頷けます。ハイエース専門の中古車屋さんとかありますもんね。

まさにエース。

現場のハイエースさんは、エンジンどころかライトも点きっぱなしでした。

エンジン掛かってて良かったね~^^

鍵穴は一世代前のハーフタンブラー。

無事に完了。

ハイエースがエースを獲っているのは他の側面もあって、実は盗難被害のワーストワンを7年連続で取っていたりもします。

高い耐久性とメンテナンス性が、発展途上国やテロリストたちにも大人気を博してしまって、需要が常に高いのがその理由。

海外に持ってきゃ即売れの状態ですから、犯罪者に優しくて甘い日本においては、人の車を永遠に拝借してしまう集団からすると最高の商材で且つ、最高に仕事しやすい環境v(。・ω・。)ィェィ♪

まあ、テロリストも一応、体の作りは人間ですからね~。そりゃ壊れにくくていっぱい乗れていっぱい武器とか爆弾積めて、悪路でもガンガン走って乗り心地もいい日本車のバンとなれば、欲しくなるのは人情てなもんですかね~。

いずれにしても、本当にイイものを作れば、自分も企図していなかったあらゆる方面で「最も優れたもの」になってしまうという良い例でしょう。

長い年月をかけて、そこまでハイエースをブラッシュアップしてきたトヨタは、やっぱり凄い会社だなぁと感銘を受けた次第で。

トヨ・エースは伊達じゃない。

 

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